関連タグ: アメリカ デンマーク 2010年代 スプリット Hexis Primitive Man 重低音 ブラッケンド スラッジ Halo Of Flies ドゥーム 地獄感 激重

※ダウンロードコード付のため、mp3 or CDR化の対象外音源です。

Hexis Japan Tour 2018、および彼らの年間200本を超えるやりすぎなワールドツアーを終えての、最後のデッドストック在庫を送ってもらいました。このスプリットは2014年の作品で、極悪ドゥームPrimitive Manと北欧ポストブラックのHexisによるスプリット10inch。1stプレスの666枚があっという間にソールド、直ぐに再プレスされた2ndプレスの最終在庫ということになります。リリース元のHalo Of Fliesは既にレーベルとしての活動を終了...残念だけど仕方がない。

サウンドのほうはHexisは若干Primitive Manがスプリット相手であることを意識したような作りになっており長尺かつ究極の1曲という感じ。この曲はアルバム向けでなく、スプリット用に気合いを入れて作られている事は明らかだ。ドゥーム要素をミックスさせた、北欧の極寒ビートと暗黒のブラックメタルの融合は数多く発生したポストブラック系バンドの中でも飛び抜けたモノを持っている。一方のPrimitive Manは、1stアルバム『Scorn』の方向性を更に押し進めた内容。当時1stは3LAで入荷した当初は本当に反応なくて売れなかった。しかしバンドがRelapseとの契約を獲得するなど快進撃を続けるうちにようやくソールドアウトしたという経緯がある。スラッジ、ドゥームな黒々としたイメージが立ちはだかる素晴らしくネガティブな重低音だ。こちらもHexisに寄ったのではないかと思われるブラストパートはあるものの基本的にはひたすら遅く重い音を叩き続ける。彼らは音源について極端に露出を控えた活動でも神秘性を高めていた。

tracklist:
A1. Primitive Man - When Getting High Is Not Enough
B1. Hexis - Excrucio