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KhmerとのスプリットをリリースしたLivstidの2011年発表1stアルバム。
スカンジ系ネオクラスト...いや、そこまでネオクラスト感を全面には押し出していない。北欧パンクやメタルがこれまで継承してきたエッセンスを自分たちに流れている血に取り込みひとつのバンドサウンドとして昇華した。正直いってひとつひとつの要素としてはオリジナリティがあるわけではないのだが組み合わせ、演奏することによって彼らのノリがしっかり出ている。そしてそんな頭で考えなくとも、思わず拳を振り上げたくなる熱い楽曲の展開にテンションは上がらざるをえない。
こうやって彼らの音源をまとめて聞いていて感じるのは、どの音源も基本的な方向性は変わらないが、1stアルバムでは「これが俺たちです」っていうわかりやすさを出しており、スプリットでは相手を意識しつつ自分たちの持ち味をうまく出すという高等テクを繰り出しているのも注目。彼らを日本で見てみたいなと改めて思いました。
なぜKhmerが音楽性としては若干異なる彼らとのスプリットを実現させたのか。聞いているとその理由がわかるような気がします。

tracklist:
1. Ei Jævla Tragedie 02:28
2. Permafrost 02:34
3. Du E Feig 02:03
4. Alltid Beredt 01:11
5. Ei Etasje Opp 01:58
6. Veien Nedover 01:37
7. Kem Ska Forme Framtida 01:55
8. Alle Kan Ta Feil 02:08
9. Oppreist Til Det Siste 02:49
10. Krigshisser 01:34
11. Juggernaut 01:31
12. Tenk Hvis Alle Hadde Alt 01:43
13. Dei Du Ikke Ser 02:41
14. Gravøl 02:48