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2020年、資本主義社会から生まれるゴミをルーツにするジャケットの音源リリースするTorsotreeの今年最後の2タイトル『Outtakes』『Opaque Sessions』があるのだが、おそらく『Opaque Sessions』のほうが主軸、『Outtakes』のほうは文字通りそのこれまでのセッションからのアウトテイクの模様。前作でのトリップホップ感が濃厚になった印象があったんだけど、そこに留まることなく更に先へ進んでいった...のか?演奏陣もベースプレイヤーが変わったりして初期のセッションの体制へ。このあたり流動的に姿を変えながら続けていくこと、そして作品を次々とリリースしていくこと、というアクションもまた、コロナ時代に適応した活動形態と言えるかもしれない。音数少な目な演奏で、若干ボーカルもメロディ感があってUK感が戻ってきたようなサウンドになっていて、今までの作品の中でも一番僕の好みかもしれない。僕の好みなんてみんな知ったこっちゃないから言い換えると、一番ポップだということにしておきます。

tracklist:
1. Lilliputian Gleams 04:46
2. Sea Of Trees 03:31
3. White Lashes 03:56