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国内インディー/オルタナバンドの2014年発表1st。
様々なバンドで活動しているメンバーが集結して結成されたとのことだが、俺自身そのメンバーのバンドについて特別詳しいわけでもないのでそれについては置いときます。少なくともこのバンドはシーンのニューフェイスであり限定プロジェクトのようなものではなさそう。ノイジーなギターリフが炸裂しバンド全体フルスロットルで飛ばす1曲目と、それに続く楽曲達のテンションの高さからは突抜けていこうとする確かな意志を感じます。 しかしよりバンドのカラーを特色づけるの4曲目以降スローな曲で魅せる独特のアプローチ。#4Ghostからは良い感じに様々な引き出しをみせながらアルバムが進んでいく。国内エモ系にはたいていクリーンなサウンドのイメージが自分の中では定着していましたが、こういったダーティーでジャンク感のあるサウンドのバンドはなかなかいなかったんじゃないでしょうか。いや、エモ系ではないのかもしれないけれどメロディックでもポストハードコアでもない。オルタナですね。それも90'sテイストがたっぷり染み込んだやつです。

tracklist:
1. time
2. flash light
3. want
4. ghosts (in the machine)
5. transmission
6. stain
7. asking you
8. boundary line
9. phalanstery
10. whitemanday