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再入荷!! 東京の若手インディーエモ、Catalinaの2ndデモ音源、2016年製作の4曲入り。
bandcampのプロフィールには「husker du,calculator,never young,title fight,I hate myself,fugazi,yaphet kotto,frameworks,sleepytime trio,faraquet,cap'n jazz, sport」と書かれており、エモ、エモリバイバル、90'sDIYパンクシーンからの影響を公言している...と言いつつも音源を聴いた感じだと特にエモなんだなという感じはする。2本のギターを絡ませながらクリーントーンのアンサンブルを聴かせる感じは日本のポストロック/エモの系譜を正に踏襲しようとしている。が、ハードコア感はなく、正直に言ってしまえば既存バンドへの憧れが強すぎるのかオリジナリティという面ではフォロワーの域を抜け切れていなさもある。ボーカルラインの幅の狭さにも一因はあるのだろう、と若い感じなので厳しめにレビューしておきます。
とは言え、演奏力の面ではその辺のバンドよりも遥かにレベルは高そうなのでちょっとしたきっかけだけで大化けする可能性はあるだろう。アイデア次第でネガティブをポジティブに逆転できるのがパンクの精神でもある。手放しに褒めたりはしない、けれど次の音源が出たらやっぱり入荷すると思う。

tracklist:
1. Relative Forecast 04:37
2. Fall 02:54
3. Empty Barrels Make The Most Noise 03:28
4. Scary Sad 03:20