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3LAとしてはKhmer Japan Tourの初日にも出演してもらったVertraft初の正式スタジオ音源となるEPがBreak The Recordsよりリリース。
レーベルからの情報にもあるとおりそれぞれのバンドも並行して行いながら2014年に結成されたVertraftはいくつかのデモ音源を製作していながらも正式スタジオ音源はリリースされておらず、その間、音楽性を含めて幾度かの変遷を経て現在のようなサウンドとなった。このEPは彼らの変化の過程の中で2016年の今の瞬間を記録したものである。欧州ネオクラスト、カオティックハードコア感も混ざり合ったようなメロディックな楽曲のイメージが強かったのだが、本作で出しているサウンドは予想よりもかなりブラッケンド方面に寄っており、まだまだこれからも変化をしていきそうな気配を感じる。メロディックな疾走パートはあるけれど、黒さで全てを埋め尽くす雰囲気、無機質な音の塊でぶん殴ってくる勢いが中々に重く、軽く聞けるような音源ではない。

<レーベルインフォ>
ENSLAVE、noy、even today(EVNTDY)のメンバーにより、2014年に結成した東京発カオティックHCバンド、VERTRAFT(ベルトラフト)が初の正式スタジオ音源となるE.Pをリリース。
"BLACK SIDE SOLUTION JAPANESE HARDCORE"を標榜し、ヨーロッパのネオクラストの影響を取り入れつつ、現代の日本流ハードコアを鳴らしている。
ジャケットはすべてDIYの手作りでシルクスクリーンで製作された、完全数量限定生産。
Vo:Ryo Tajima、Gt:Syouhei Okane、Ba:Shingo Naka、Dr:Yuichi Satoの正式メンバーに加え、スピリチュアル・ディレクターとしてCLEAVEのTomo Kamataがヘルプ参加している。

tracklist:
1.OO
2.Drizzle
3.BLANKS
4.minutes
5.Daydream
6.Extension