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千葉発の国産ポストロックバンド2011年リリースのEP。
ポストロックと言われると自分としては90年代以降の音楽をイメージすることが多い。聴いて来たバンドもそうだし、今活躍してるバンドもその辺りを通過してるバンドが多いからそういう風に捉えてしまいがちなんだけどcamelliaはまた少し違った感じが出てる。
というわけで彼らの音楽性をうまく表現する語彙を持ってないんだけど、とにかく自分が通過していない音をメインに構成されてるポストロックだったので面白かったです。バンドのサウンドは現代音楽的な要素もあるし、意図的にロックぽさを排除したような楽曲です。インストナンバーだけかと思いきや歌モノもあったり(歌モノはポップですね)と少ない楽曲数ながら収録時間は長めを飽きさせること無く聴かせてくれます。
nenemとかmouse on the keysとか国産インスト系好きで未チェックだった方、是非聴いてみてください!以下レーベルインフォ!

その音楽に触れた人々の間ではすでに孤高の存在感を放ちつつあるcamellia。
前作同様に、長尺の"インスト"と言われる楽曲が中心だが、そこに固執することなく、今作も美しい「歌」を含む全3曲。22分16秒。
tr2-"9'43"ではゲストミュージシャンにLA-PPISCH、KEMURI等のサポートとして活動する増井朗人がトロンボーンとして参加。そして、海外からex-Buttholl Surfers、Daniel Johnstonのプロデューサー等として知られるKRAMER氏に、自身からプロデュースを希望されるなど、大絶賛。国内からはjoji氏(dustbox)、村田幸雄氏(MY WAY MY LOVE)等からも賛辞の言葉を頂くなど、聞き手の好みを選ばない完成された世界を構築している。
圧倒的な芸術性を言葉で表す事は非常に難しい。
既成概念や価値観を取払い、じっくりと聞き込んで頂きたい。

tracklist:
1."4'19"　
2."9'43"　
3."8'14"