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青い空、白い雲、爽やかな風、太陽を受けて光るビーチ、水着の女の子・・・サーフミュージックと言えばそんなイメージを抱きたくなるものであるが今回入荷したブツはそんなサーフ界の常識を覆す極寒の地ロシアからの刺客。ロシアンサーフパンクの2012年音源だ。
何故この地でサーフパンクを聴きたい雰囲気になったのかは定かではないが、あまりに寒すぎるためかえって常夏国への憧れが大きくなってしまったのかもしれない。しかし一体このジャケは何なのだ。色使いに爽やかさも一切ないし、これではサーフロック感ゼロではないか。中央に配置された白目の中年男性はむしろ犯罪者の肖像画のようでもあるし、とにかくわからないことだらけだ。そういえばバンド名も読めない。
肝心のサウンドのほうは若干の憂いを帯びたメロディが特徴の確かにサーフロックなのである。

tracklist:
1. Федька Каторжный
2. Таёжная румба
3. Дорога в Бодайбо
4. Сибириус
5. Зажигай!
6. Обское Море
7. Привидение
8. Шаровая Молния
9. Сибирский Бунт
10. Выход с Каторги