Complete Discography / City Of Caterpillar (2CD)
- BAND:City Of Caterpillar
- TITLE:Complete Discography
- FORMAT:2枚組CD
- PRICE:2,700円(税込)
- リリース日:2018年4月20日(金)
Disc - 1- 1. And You're Wondering How A Top Floor Could Replace Heaven
- 2. A Heart Filled Reaction To Dissatisfaction
- 3. Minute-Hour-Day-Week-Month-Year- (The Faith's In My Chest)
- 4. Fucking Hero
- 5. When Was The Last Time We Painted Over The Blood On The Walls
- 6. A Little Change Could Go A Long Ways
- 7. Maybe They'll Gnaw Right Through
- 8. As the Curtains Dim; (Little White Lie)
- 9. Driving Spain Up A Wall
- 10. An Innocent Face
- 11. The Ghosts Of Shadows Passing In City Streets
Disc - 2- 1. Untitled Demo 1
- 2. Untitled Demo 2
- 3. Untitled Demo 3
- 4. Untitled Demo 4
- 5. Untitled Demo 5
- 6. When Was the Last Time We Painted Over the Blood On the Walls (Live)
- 7. An Innocent Face (Live)
- 8. The Ghosts of Shadows Passing in City Streets (Live)
- 9. A Little Change Could Go a Long Ways (Live)
- ※ページ最下部に予約詳細が記載されております。
- 予約商品ページよりご希望の商品を買い物かごに入れ、購入手続きをお願いいたします。
ABOUT
2000年代のUS EMOを代表する存在であるCity Of Caterpillarのキャリアを総括する2枚組CDが、完全版ディスコグラフィという形で3LAよりリリース!!
City Of Caterpillarの活動期間は2000年〜2003年と短いものだったが、1990年代の当時アンダーグラウンドであった黎明期の重要バンド、Indian Summer、Portraits of Past、Maximillian Colby、Sleepytime Trioといったバンドのエッセンスを受け継ぎながら、静と動のダイナミクス、激しいハードコアの中に美しさを表現する彼ら自身のサウンドをオリジナリティとして確立、2000年代以降のScreamo/Post-Hardcoreに大きな影響を与える存在となった。活動停止後も、メンバーはPg.99、Malady、Majority Rule、Darkest Hour、他にも様々なバンドに参加しており(並行して活動していたものもある)シーンの形成に大きく貢献しているのも見逃せない。長尺な楽曲が多いが決して冗長でなく、少しずつ景色を変えながら幻想的な世界を表現、同時に破綻感のある音のアンサンブルや激しいパッション、まさに「激情」そのものとも言えるエモーションを爆発させる様は今聴いても圧巻で、過去の曲も現在の曲も違和感のない音質でマスタリング、再構築されている。本作は彼らの歴史を改めて振り返るだけでなく、今回の機会をきっかけに初めてバンドに触れるリスナーにも、かつての彼らの音源に触れたこともあるリスナーにとっても響き方がまた違ってくるような音源に仕上がっているはずだ。
City Of Caterpillarは活動停止後、数回の限定的なリユニオンを経て、2017年に完全復活し、新作音源もリリースしている。さらにはチェコで毎年開催されるEMO/HARDCOREの世界的な祭典、Fluff Fest 2017への出演し、三日間のフェスのうち初日メインステージのトリを務めている。偶然にも日本から同ステージで共演を果たしたheaven in her armsと友情を結び、今年2018年のJapan Tourへと物語は展開する。このJapan Tourは、主催するheaven in her armsの他にも、killie、COHOL、birthといった日本国内で2000年代より活動しているバンドから、cape lightや5000といった若手バンドまで、更には台湾からUS:WEも参加するなど、シーンの文脈的にも2000年代以降の国内Screamo/Post-Hardcore総決算とも言える豪華な顔ぶれが並ぶ。もちろん、このような奇跡的なイベントが実現した背景には、envyによる招聘で行われた前回2003年の来日があったからこそ、というのも忘れてはならない。envyとの深い友情を築いた彼らが「日本へもう一度行きたい」という想いを抱き、その想いが今回15年を経て現実になったというわけだ。
今回のような完全な形での編集盤のリリースはCity Of Caterpillarのバンドキャリアでも初の試みでもあり、アナログのみでしか聴くことの出来なかった楽曲も初めてCD化され収録される。3LAによる歌詞翻訳、ライナーノーツも掲載されたCDに加えて、更に今回のリリースと来日に合わせて特別なブックレットも制作される。ブックレットの内容は、バンドへのインタビューはもちろん、前回来日に深く関わったenvy、今回来日を主催するheven in her arms、そして前回来日公演を目撃し、今回の来日公演に複数箇所共演するkillieメンバーの対談を収録した非常に濃い内容となっている。前回と今回の来日、共演するバンドはもちろん違う。シーンを取り巻く状況も大きく変わった。本作CDに収録されている楽曲は、2000年代の「過去」、そして2010年代の「現在」を繋ぎ、物語の行間をブックレットが補完する。CD、ブックレットと来日前に是非手にし、彼らのJapan Tourを万全の体制で迎えて欲しい。
予約特典
※クリックで拡大表示
※サイズは変更となる可能性がございます。
ブックレット
バンドへのインタビュー、ディスコグラフィー、更にはCity Of Caterpillar前回の来日に深く関わったenvy、今回の来日を主催するheaven in her arms、前回来日公演を目撃し今回来日公演にも複数箇所出演するkillieメンバーに3LAも加わった濃厚な対談も収録した全12Pカラー。
収録されるエピソードから一部を紹介すると、City Of Caterpillarの魅力をkillieメンバーyOshiが語るエピソードは興味深い。2003年のCity Of Caterpillar初来日は、Hot Crossも同時に招聘されていた。当時は伝説的なバンドであったSaetiaメンバーが在籍しているHot Crossは前評判が高くに注目度が集まっており彼の目当てはそちらで、前情報の無かったCity Of Caterpillarについては彼はノーチェックだった。しかしライブで目撃したCity Of Caterpillarの楽曲の激しさ、美しさは余りにも衝撃的だったという。その衝撃が今でも生きているから、一番好きな激情といえば必ずCity Of Caterpillar挙げるくらいの想いがあるそうだ。一方、河合信賢(envy)は当時envyと遠く離れた場所で活動しながらも、DIYハードコアの中に在りながら、その範疇に留まらずに逸脱した「美しさ」を表現する方法論にたどり着いてた表現者としてのシンパシーを語っている。当事者や、実際に近くでライブを目撃してきた人物が語るエピソードからも面白く、バンドの魅力をより伝えるようなファン必携のブックレット。楽曲だけではない、バンドの歴史、バンドの魅力を伝える内容になっています。
インタビュー
[liveage] 来日直前!! CITY OF CATERPILLAR インタビュー(前編)
https://liveage.today/city-of-caterillar-interview/