Abalam Japan Edition (CD+DVD) 11月10日リリース
- タイトル:Abalam Japan Edition / Hexis (CD+DVD)
- フォーマット:CD+DVD(2枚組)
- 仕様:歌詞、日本語対訳、ライナーノーツ付
- 販売価格:2,000円(税抜)
- [tracklist]
- CD
- 1. Faciem
- 2. Tenebris
- 3. Exanimis
- 4. Desolatum
- 5. Sequax
- 6. Supplex
- 7. Abalam
- 8. Immolabant
- 9. Exhausit
- 10. Timor
- 11. Exterminati
- 12. Neglexerunt
- 13. Inferis
- 14. Excrucio
- 15. Odium
- DVD
- 1. Tenebris
- 2. Sequax
Japan Tourを目前に控えたHexisの最新作Abalamの日本盤が遂にリリースされる。
オリジナルアルバムの13曲に加えPrimitive Man, This Gift Is A Curseとのス
プリット曲をそれぞれボーナストラックとして追加した全15曲を収録!
更にAbalamの物語を完成させるための最後のピースである映像作品をバンド初収録。
CD+DVDの2枚組仕様となる日本盤は歌詞・対訳・ライナーノーツ付で2014年11月10日(月)リリース!
(3LAサイト内で予約開始受付中)
URL:http://longlegsarms.xsrv.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=1376
STATEMENT
デンマークからヨーロッパ各国、そしてアメリカ大陸へと進撃を続ける北欧ブラッケンドハードコアシーンの雄Hexisの来日が遂に実現する。 しかし、何故いまHexisなのか?Hexisはどんなバンドなのか?ブラッケンドハードコアとは何のことなのか?...このツアーが始まる前にいくつかの問いについて我々は答えなければならない。
Hexisは2014年に最新作『Abalam』をリリースしたバンドであり、今最も注目を集めているサブジャンルのひとつ"ブラッケンドハードコア"(ブラックメタル/ハードコアがクロスオーバーした音楽性)を冠している。これまでにRoskildeをはじめとする数多くの主要フェスに出演し、オーディエンスに圧倒的なインパクトを与えてきた彼らのショウはCVLT Nationをはじめとする数々のアンダーグラウンドメディアから絶大な賛辞を寄せられている。それでもデビュー当初にはCelesteやDeafheavenといったバンドのフォロワー的な位置づけで捉え方をされていたことは事実で、実際にインタビューでも彼らからの影響を公言しているが、2014年にリリースされた最新作『Abalam』以降、明らかに周囲の反応は彼らのオリジナリティを評価するものへと変化している。それは『Abalam』というアルバムに対してだけでなく、今作によってより一層大きく花開いた彼らのライブアクトの完成度や芸術性、つまりバンドそのものをも評価しているということに他ならない。
北欧ブラッケンドハードコアシーンを牽引する存在となったHexisを今日本に呼ぶことを決めたのは「海外のアンダーグラウンドシーンでまさに今起きていることを体感し、そしてそれに対しただ受身に回るだけでなくアクションを起こしていく」ということに意味があると考えるからだ。先日タイミングよく、輸入盤の値段上がりはじめますます洋楽は聴かれなくなる、この国は今や文化的鎖国を完遂しつつあるというインターネット上の書き込みを見た。それは、そのとおりのような気もする。しかし、我々は新しい音楽への探究心はまだまだアンダーグラウンドの音楽シーンには生き続けていると感じている。Hexisを、「ブラッケンド・ハードコア」という新しい音楽の胎動を体感できるのは今しかない。数ある音楽のサブジャンルの一つに過ぎないのかもしれないが、これはまだディスクレビュー本にもカテゴライズされていない、どのメディアも評価をつけられていない現在進行形の音楽のひとつなのだ。そして共演の国内バンド達も新しい刺激をもたらしてくれるであろう独特なサウンドを発しており、このツアーをきっかけに国内シーンが少しでも海外メディアからも注目されるようになることも願っている。
海外シーンにおけるHexisへの絶大な評価が果たして正当なのか、それともただの過大評価に過ぎないのか。2010年代に入り勢いを加速させている「ブラッケンド・ハードコア」と呼ばれる音楽の最前線を是非、その目で確かめに来てください!