TENUE / Arcos, bóvedas, pórticos / 弓形、穹窿、柱廊-
- BAND: TENUE
- TITLE: Arcos, bóvedas, pórticos / 弓形、穹窿、柱廊
- FORMAT: CD ※帯、対訳付
- PRICE: 1,980円(税込)
- リリース日: 2024年9月27日(金)
- カタログNo : 3LA-071
- tracklist:
- 1. Inquietude / 恐れ
- 2. Letargo / 昏睡
- 3. Distracción / 放縦
- 4. Enfoque / 接近
- 5. Unión / 同盟
ABOUT
この2020年代でネオクラストを続ける本気の奴ら、スペイン・ガリシア地方出身、TENUEの2024年最新アルバム『Arcos, bóvedas, pórticos』を3LAより日本国内盤CDリリースします。
同地方出身でネオクラスト名盤として歴史に名を残すIctusの名作『Imperivm』と同種の匂いを感じさせる1曲30分の大作となった前作『Territorios』のリリースも数年前の話、TENUEの現在地はそれよりも更に挑戦的なエッジに立っている。ネオクラストと激情ハードコアのエモーショナルを融合させた音を主軸としながらも、楽曲のパートはインディーロックやアンビエントな領域にまで拡大し、トランペットやアコースティックギターも挿入された音色まで聴かせる非常に幅の広さを感じさせる作品になった。それでいて表現が散漫になることもなく、むしろネオクラストというサブジャンルの進化、そしてスパニッシュハードコアとはなんたるかという自身の表現を集中させた結果、TENUEの最高傑作かつ2024年リリースのネオクラスト、激情ハードコア作品の中でも非常に挑戦的かつ魅力を凝縮させた作品となっている。
前作以降の世界情勢は更に混沌と分断を極めつつある中で、自身のアイデンティティを見つめ深めることの意味とは?楽曲の中に、音色に、多様性を表現させることの意味とは?白と黒の2色を基調に表現されたジャケットアートワークの中に黄金色に灯された焔の意味とは?何度も奮い立たせる情熱的なハードコアを鳴らす意味とは?
その全てに意味がある。新しい激情のダンスがある。心を震わす裸足の舞、独創的な無限の精神。
INTERVIEW
「ハードコアは40人の前で演奏されるために作られた音楽」 Interview with TENUE(2024)
最新作「Arcos bovedas porticos / 弓形 穹窿
柱廊」はネオクラストバンドだと思われていたTENUEへの期待を意外な形で裏切りながら、リスナーへ新しい音楽を紹介した素晴らしい作品だった。今回は1曲30分の大作であった前作『Territorios』から本作の間に起きた変化にフォーカスしつつ、その変化を生み出せるバンドが何を考えているかを聞いたものになります。