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xonto - "orbis" (CD)

xonto - "orbis" (CD)

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謎多きバンド、xonto待望の最新作が完成!

2021年にリリースされた前作「robot a」は3LAディストロでも大きな反響のあった作品で、sto cosi cosiを始めメンバーそれぞれがキャリアのあるメンバーであることからも注目度は高かったと思われる。本作は1年ちょいぶりの新作で今回も4曲入りのEP、そしてDIY手作りでナンバリングありの仕様となっています。
前作同様、グルーヴの重さやサウンドのRAWさ具合からのDoom感はあるのだけれど、やはり核にあるのはカオティック・ポストハードコアだなと確信した。しかしそのルールの中で遊ぶのではなく逸脱を図る、既存ルールの隙間を突いていくという創造的な"遊び"があるのがxontoの音源の面白さかもしれない。同じようにquiquiのskramz jazz思想にもそれに近いものがある、と説明すればわかりやすいだろうか。ビジネスやロジックではない、遊びこそが俺たちが一番大切にしているもの。
というわけで歌詞だけでなく、SEやアートワークに至るまで相変わらず細部を詰めているトータルな表現があるので、「これは全てのものに意味がある」という前提で向き合えばより面白くなると思う。深読みが捗るぜ。僕は音源のミックスでボーカルがでかいなと思っていて、従来の激情ハードコア的な捉え方じゃない気がしてる。叫びを楽器の一つとして捉えるものではなく明らかに言葉が刻むリズムや意味を前面に押し出しているのは前作との違いとして感じたこと。MC Poor客演曲もあり、拡張性のあるバンドサウンドだけに可能性を随所に残したEPだ。
歌詞カードはそれぞれ分離しておりそれぞれのアートワークは写真もあればコラージュ的なものもあり別個のものだが、EPのコンセプトとしては一貫しておりthanksリストに大量に記載されている関係バンド、関係者の文字列もまた、インターネット/サブスク時代における現代では稀。このあたりもまた意味があるというもの。あとの解釈はリスナーに託す。

tracklist:
1.Signal
2.Secret
3.Enigma
4.contine

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