明日の叙景(asunojokei) - "Think Of You" (CD)
¥3,000
税込
Deafheavenが開拓したポストブラック文脈を味方につけて、思い切りジャパニーズ要素に振り切ってシーンを一点突破した彼らの出世作『アイランド』を経て制作された2025年作アルバム。外に出ていく夏、内に籠る冬、という感じなのかはわからないけど、前作とは逆の季節感がテーマにあり、コントラストを感じる。そして音楽性としても『アイランド』の方向性を踏襲している。
前作との大きな違いはなんだろう? 前作では名作を定義する要素がいくつか偶然にも重なっていたと思う。1つは構図、アンダーグラウンドなポストブラックメタルのフォーマットでJ-POPをやるという挑戦的な姿勢があった。ただし、本作はその方向性を踏襲しているので、その姿勢が広く受け入れられた以上、その構図自体は挑戦的なものではなくなっている。これは言い換えれば、彼らはそれを自分たちのアイデンティティとして定義したので、それをコロコロ変更する必要がない、とも言える。メタルとJ-POPの禁忌的配合は変化球ではなく彼らの中の軸として成立した。
『君が笑ってくれるなら、僕はJ-POPにもメタルにもなる。』
これは "ブラックメタルにもなる" ではなく "メタルにもなる" ってところがポイントだと思う。そして、天使と煙草(もしくはお吸い物)、の組み合わせはある意味で王道であり、異端を走るブラックメタルとは違う。
tracklist:
1.DAWN
2.ステラ
3.マジックアワー
4.天使
5.ドグマ
6.コバルトの降る街で
7.別れ霜
8.ツェッペリン
9.明日は君の風が吹く
前作との大きな違いはなんだろう? 前作では名作を定義する要素がいくつか偶然にも重なっていたと思う。1つは構図、アンダーグラウンドなポストブラックメタルのフォーマットでJ-POPをやるという挑戦的な姿勢があった。ただし、本作はその方向性を踏襲しているので、その姿勢が広く受け入れられた以上、その構図自体は挑戦的なものではなくなっている。これは言い換えれば、彼らはそれを自分たちのアイデンティティとして定義したので、それをコロコロ変更する必要がない、とも言える。メタルとJ-POPの禁忌的配合は変化球ではなく彼らの中の軸として成立した。
『君が笑ってくれるなら、僕はJ-POPにもメタルにもなる。』
これは "ブラックメタルにもなる" ではなく "メタルにもなる" ってところがポイントだと思う。そして、天使と煙草(もしくはお吸い物)、の組み合わせはある意味で王道であり、異端を走るブラックメタルとは違う。
tracklist:
1.DAWN
2.ステラ
3.マジックアワー
4.天使
5.ドグマ
6.コバルトの降る街で
7.別れ霜
8.ツェッペリン
9.明日は君の風が吹く