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東京Post Black、paleの1st EP、中国のPest Productionsより2018年リリース!
ようやく明日の叙景の登場以降、2010年代型のポストブラックメタルのバンドが登場したという印象、なのがこのpale(ペール)。ブラックメタルを基調にしつつ、様々な要素と融合した若手バンドならでは解釈。雰囲気重視なシューゲイズ感とやけっぱちのパンク感が織り混ざったサウンドで楽曲にはポップ感も乏しい、がっちり構築されつつポップ性のあるサウンドの明日の叙景とは好対照だ。デビュー作となる本作に収録されているのは5曲なのだが、初期衝動に任せた内容になるかと思いきや8分超える大曲『Hortus Sanitatis』で壮大な世界観での表現を聴かせるなど楽曲にも意外性があって面白い。粗い部分も、こんなのアリなのか?という部分もあるのだけれど、故に可能性が未知数な気がしている。当然、次のアクションが楽しみな若手バンド。

tracklist:
1. Turquoise 03:38
2. Juvenile 03:05
3. Hortus Sanitatis 08:10
4. Gossamer 04:47
5. Zodiac 05:34