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東京で活動するブラックメタルバンド、Galga Falmulの2019年音源。中心人物が脱退したことで解散したと思われるCrucemのメンバーが中心となって2017年に結成されているこのバンドは同年1枚のデモ音源を発表、本作は正式音源として初作品1st EPとなる。トレモロのギターリフとブラスト、高音域のボーカルの叫び、そしてクサ目なギターソロパート...と、北欧〜フレンチブラックあたりのメロディックブラックに通じる要素も多い。けれど、随所に「それは...?」となるような90年代V系的ダサさも堂々を注入されており、ある意味日本らしい混沌さがある。キーボードがいた前身Crucemとは違い、王道編成で奏でるブラックメタルで、Yvonxheと似ているところもあるけれど、使い捨てギターリフと退廃的なRAWさのあるYvonxheよりも曲も長くてキッチリ演奏を決めていくし、根本的には全然別物か。

tracklist:
1.Dreaming in the Cursed Forest
2.Withered Wings
3.Origin of Pain
4.Requiem for Fallen Stars