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東京で活動する3ピースのノイズロックsassya-の1stアルバムが登場。
もしかしてメンバーは平成生まれなのかもしれないが、出している音は思い切り90年代アンダーグラウンド感を醸し出している妙なバンド。The Jesus LizardやUnsaneのような感触すら彷彿とさせるジャキジャキのギター(しかもロウめな録音)とリフ主体で構成される楽曲、Fugaziインスパイア系一瞬の爆発力にかける初期エモ感!このセンスは生まれる時代間違えちゃったのかなぁという奇跡の配合だ。しかし洋楽かぶれのような感じではなく、あくまで日本語ロックの系譜にのっとっているという解釈をしている。思えばかつての90年代のバンド達も洋楽側に寄っていく勢力とあくまで日本語ロックとして活動していく勢力があったように思うが、彼らにはロキノン系がまだ蔑称としてでなく、はっきりと自分たちのスタンスを打ち出していた時のような、ロックのプライドを見ます。とにかくストイックな感触が好印象。ディスクユニオンの紹介文には、ホームレス、ひきこもり、お嬢様による硬質トリオと書いてあるがマジなのか?
僕の好きなトラックは"街 (City)"、"Waltz"です。


tracklist:
1. omit 04:16
2. Flower Box 03:03
3. Law 02:07
4. 街 (City) 04:02
5. N 00:57
6. Waltz 02:19
7. 暴 (Violence) 04:32
8. gin 02:11
9. CUT OFF 03:19