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Parrot Flies / Algernon Cadwallader (LP: Random Color)

  • 2,640 26 Pt )


以下のレビューは当ディストロ最初期に書いたものです。

前作『Some Kind Of Cadwallader』は名作だ。90'sエモリバイバルブームも相まって多大な賞賛をもって迎えられたその1srLPはシーンではもはやチェックしていない人はいないくらいの知名度を獲得した。Cap'n Jazz過ぎるという批判(?)も霞んでしまうくらいキラキラした青春剥き出しのエネルギーはむしろ新鮮すぎるくらいだったし、彼らの音源をきっかけにディストロを始めた身としては当然2ndには期待してしまうというもの。このアルバムは発売以前にメンバー自ら音源フリーダウンロードを流出していたので聴かせてもらったが、そこにある音は前作を踏襲してはいるものの自分の期待していた音とはまったく違ったものだった。前作にあった牧歌的な要素は陰を薄め、楽器編成はよりシンプルになり楽曲はより一層哀愁を帯び渋みがある。誤解を恐れずにいえば、前作よりも暗い。サウンドはずっとロックにグルーヴしている。そりゃあ前作から数年経っているので前作と同じ心境でいられるはずがない。自分は気づかないうちに前作の焼き直しのようなアルバムを期待してしまっていたようだ。反省。
全編通して聴けば彼らの楽曲の幅がさらに広がっていることに驚かされる。各楽器のメロディーや雰囲気を重視していたような作りだった前作に比べ、圧倒的に歌のメロディーが練り込まれていてアレンジもポストロック/エモ要素に限らず自由な発想で広がりを持たせている。Cap'n Jazzフォロワーからは完全に脱皮したサウンドだ。特にアルバム後半に向けて、ちょっとマイナーな曲が続くあたりは前作では聴けない音楽の世界が広がっている。1994!,Snowingら同郷のバンド達とも見事に別の立ち位置から、シーンへ新たな可能性を提示した価値ある一枚だと言いきる!

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Lauren RecordsによってリイシューされたAlgernon Cadwalladerの2ndも入荷。以前の再プレスなどの入荷を見送っていたのですが、やはり3LAがレーベル始まるもっと以前、ディストロを始めるきっかけになったバンドであり大事なルーツだと思って今回は入荷しました。2020年現在、あれから10年が経ってます。多くのバンドが生まれては消えていったなと思い返すんだけど、やはりAlgernon Cadwalladerは今でも特別な輝きを放っているのでこれがノスタルジーなのかとも思うんだけど、どう考えても今聴いても特別。当時はエモリバイバルのムーブメントも後からしったんだけど、地元フィラデルフィアのローカルが放っていた熱量はブームに便乗したものではなくて本物だった。

tracklist:
1. Springing Leaks 06:28
2. Pitfall 02:54
3. Preservatives 02:37
4. Parrot Flies 03:09
5. If It Kills Me 02:30
6. Glenwood Ave. 02:51
7. Uniform 02:51
8. Sad 02:50
9. Chewed Up and Spit Out (In A Bowl) 01:43
10. Loose Cannons 02:27
11. Cruisin' 04:58

数量:

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ポストロック,エモ > LP / 12"
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