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2020年予定していたツアーがキャンセルとなり、代わりにそのセットリストでのスタジオライブを収録したのがこの作品... なのだが単純にスタジオライブ盤ですって言えるような内容でもない気がする。もっとそれ以上の作品。
最初デモ音源、各アルバムの楽曲をバランスよりセレクトしたBEST盤的な内容となっていて、ほぼ1作品から1曲を選択するという楽曲セレクトはかなり難しいと思うんだけど演奏のテンションもめちゃくちゃいい感じになっていて、ここまで上り詰めたバンドの自信もあるだろうし、それが全て自分たちでやりましたっていう思い上がりではなくサポートしてくれたみんなのおかげだっていう感謝の印もある。たしかにアンダーグラウンドにも、そしてオーバーグラウンドなリスナーにも支持された彼らの軌跡は結構凄いというか、シグネイチャーと思われていたブラックメタル要素さえ捨てて進んで行くのは凄すぎるなと思う。そんな歩んできた道で作り上げた楽曲をこのタイミングでしっかり記録している。

tracklist:
1. From the Kettle Onto the Coil (Live) 06:28
2. Daedalus (Live) 04:51
3. Vertigo (Live) 14:05
4. Language Games (Live) 05:51
5. Glint (Live) 11:19
6. Baby Blue (Live) 08:49
7. The Pecan Tree (Live) 11:45
8. Dream House (Live) 09:22