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再発専門レーベル、Repeater Recordsよりリリースされた2000年代カオティックの最高峰とも言えるバンドのひとつ、Gospelの2005年作品『The Moon Is A Dead World』がDogKnightsより限定再発。
オリジナルはLevel Planeで、録音はKurt Ballou。ConvergeやBotchといった90年代カオティックとサイケ、プログレ感(要するに宇宙っぽい)もミックスされハイテンションな演奏で突っ走る。当時「カオティック」という言葉を凄く曖昧に受け止めてしまっていたけど、ハードコアとメタルのクロスオーバーの可能性の1つだったように思える。GospelにはToolにも似た知的な狂気がある。リフワークや完璧な演奏、現代の感覚ではそこにあるものを「カオティック」とは受け取らないかもしれない。完全なる精度で組み立てられた高い壁。2000年代名盤。

tracklist:
A1 Congratulations...You've Hit Bottom
A2 Yr Electric Surge Is Sweet
A3 Golden Dawn
A4 Paper Tigon
B1 And Redemption Fills The Emptiest Of Hearts
B2 Opium
B3 What Means Of Witchery
B4 As Far As You Can Throw Me