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東京のオルタナティブロック、と言われているTTUDのセカンドアルバムを取り扱うことになった。アルバムジャケット的にも真っ先に思い浮かべるのはRadioheadの『OK Computer』、だがサウンド的には全然そんなことはなくもっとJ-ROCKの感覚があるもの。そしてこういったサウンドが、もう捻くれすぎて一般社会に戻れなくなってしまったアウトサイダー的リスナーこと3LAフォロワーの皆様に届くかどうか全く自信も確信も持っていないのだが、だがこれが現代のオルタナティブロックなのかと認めなくてはならない。彼らは90年代的価値観を踏襲しているように見えて全然そんなことはない。若者達はより賢く、むしろ狡猾にこの世界の影に潜伏し、大人達に従順なフリをしながら寝首を搔く。エモもオルタナティブもギターロックの一部じゃないのか。バンド名は「ティンティンアップサイドダウン」の略称という説がある。やばいだろ。
個人的にはちょっとGin Blossomsやthe pillowsも感じる、とか言ってる90年代脳みその俺を殺して。。。

tracklist:
1. 渚まで 02:59
2. サイクル 03:25
3. 凍る声 03:57
4. Tamiflu 03:36
5. In The Haze 02:33
6. カモフラージュ 03:35
7. 鏡 03:33
8. Wiped Out 02:53
9. Days Slipped By 04:18
10. Collective Past 03:54
11. まなざし 04:12
12. わざと 02:39