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ex.lang/Foxpillcultメンバーのよる新バンド、スラッジ/ストーナ感覚のダーティなロック、ソノシート+CD仕様の第1作目

ex.lang/Foxpillcultの高澤が新しくバンドと自主レーベルを立ち上げての最初の作品となるソノシート、「#1 Revolting」が入荷しました。前々からソノシートでリリースするという話は聞いていたんだけど、実際の仕様としてはソノシート+3曲入りのCD+ライナーノーツ/歌詞カード、という全く無名な状態ながら最初から飛ばしている。

その理由は、ライナーノーツ(本人のステートメント的なテキストと、第三者によるライナーノーツが別々で掲載されている)を読めば、もしかしたら納得するかもしれない。30代以降の世代が、もはや若者たちとは同じ条件で活動することもできず、知らず知らずのうちに情熱を失ったり止むを得ない事情で創作を諦めて行く中で、おっさん世代へ移行していく我々が何が出来るのか、という大げさに言うと自分の情熱的なものとの戦い。音はlangのフォーク/激情感というのはほとんど感じられない、ストーナーロックやスラッジメタルの感覚に寄ったサウンドになっているのも意外だが、かといって"メタル"一色とも言い難い謎の後味が残る作風になっている。その理由は、収録されている楽曲は試行錯誤の中で変わっていく最中のバンドの記録である、というところも大きい。要するに何かのジャンルの影響から始まっていないが故の謎のロック感、しかし30代過ぎたら誰かになりたいという憧れよりも自分の中にある真の欲求とは何なのかに向き合っていくので何にも似てない何かになっていく。

tracklist:
Flexi
1. Throw

CD
1. Throw
2. Explosion
3. Neurosis(Demo)