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東京のEMO/POST ROCKバンドCurveの12曲入りアルバム。
2012年にImpulse Recordsよりリリースされたものを2022年にungulatesより10th Anniversary Editionとしてリイシュー、新アートワーク、全曲リマスターに加え新曲"Cellar Door"を追加収録された仕様となっている。元々のオリジナル盤リリースが2012年ということで、2010年代初頭の大きな出来事はやっぱり震災だったかなと思う。当たり前だけど、その時になって初めて「物事には終わりがある」ということを理解したような気がする。このアルバムは、直接的には関係ないんだろうけど、リスナー視点ではやはり「その後」の時代に世に出て、そして美しい音で力強くEMOを表現していたし、今聴いても全く古くなっていなかった。
英詩だったり、邦楽要素がないシューゲイズ的な表現も現代の若いバンドとは全然違う。感覚的には2000年代のEMOシーンの生き残りっていうイメージだ。全てがJ-ROCKしていく現代において、生き残ったことによりオンリーワンな存在になっていると思う。こんな音出してるバンド今いる?みんないなくなった。人間国宝になる日も近い。

trackist:
1. Dawn Promised 04:14
2. Window Children 05:17
3. Till The End 05:04
4. Running Through The Dawn 04:28
5. The March 03:49
6. The Long Distance Of The Night 10:01
7. When We We're There 06:22
8. December 06:55
9. The World You Loved 04:02
10. Over The Hill 08:51
11. No End 05:26
12. Cellar Door 05:35