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2000年代のイタリア激情/エモバイオレンスシーンの忘れられた記録、ENCORE FOUの2022年リイシューLP。
オリジナルは2000年、あれから20年の歳月を経て、音源のリマスター、16Pのブックレット付という仕様でカタログナンバー#100を迎えたShove Recordsのとっておきという感じだ。
実際にこのバンドがグローバルな意味で影響は与えたということはほぼ無いだろう。このバンドを知る人も非常に少ない。しかしローカル視点で、イタリア国内での影響として無視できないのかもしれない。ENCORE FOUはイタリアにおける"Revolution Summer"だった。90年代ハードコアをルーツに持つ彼らが同国シーンの中で登場し、カオティックなハードコアを体現していた。2001年にはAt The Drive-Inのサポートアクトも経験し、そして吊り上っていくチケット代とその議論/争論...という運命があったらしく、そういった面でも影響があったのかもしれない。それはもうレコードを買って確かめてみるしかないのです。

tracklist:
A1 Crocifisso In Sala Mensa 2:52
A2 Terra 3:04
A3 Cotidie Mori 3:19
A4 Il Modo, Il Motivo, Il Fine 1:48
B1 L'una O L'Altra 2:54
B2 Uomo Qualunque 2:09
B3 Due Grammi Di Rivoluzione 1:40
B4 Ogni Mio Gesto 4:26