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最高の脱力Screamo、ディストーション成分ゼロ

あなたのサブスクが絶対レコメンドしてこないバンドの新譜を聴きたくないか?USペンシルバニアのLeg Dayの2022年作です。
何かを間違えたのか圧倒的lo-fi感なサウンド、そしてディストーションゼロのクリーントーンで演奏する脱力Emo/Screamoトラックの大群...ボーカルもだいぶ情けない感じになっているんだけど、何曲か聴いていくと「これはかなり聴ける作品なのでは!」と思い込んできた。Algernon Cadwallader等が牽引した2000年代後期のエモリバイバルの流れにあるのかもしれないが、当時のバンド等がレジェンダリーな存在となり、リユニオンでめちゃ盛り上がっている傍、このサウンド感はかなり良い。
実際には本作CDは過去リリースした作品群+新曲なんだけど、冒頭の3曲の新曲群のバイブスが圧倒的に良い。この路線で脱力Emo/Screamoを作り続けて欲しいなという気持ちがある。エスタブリッシュなEMOなんてメジャー勢に任せておけばいい。個性的なサウンドを聴きたいんだ。とにかくこのCDはおすすめです。ジャケも良いしね。

tracklist:
1. Blazing 02:55
2. Dead Ripe 02:00
3. Le Song 03:49
4. Barenaked Sabbath 02:41
5. Cluttered 02:27
6. Leg 182 02:36
7. Part Simon & All Pinochle 02:18
8. Peanut Butter Knife 02:58
9. Benched 02:56
10. No Nation 01:46
11. Pastel 01:52
12. Appendix 02:21
13. Not Slower 02:21
14. Domesticated 02:02