関連タグ: 2020年代 2024 日本 東京

活動を再開した中学生棺桶の2024年アルバムも入荷しています。
中学生棺桶といえば2000年代くらいの印象があったものの、活動休止(解散?)から復活し制作されたアルバムはリリースインフォの通りで新作・旧作が入り混じっており、かつての演奏や音質の粗さが醸し出す独特の棘棘しさは薄れたものの圧倒的にポップさ(悪い意味ではない)が増した印象がある。「ドゥーム」というキーワードはあるもののブラックサバス、モーターヘッド的なハードロック・ロックンロール、その気持ちよさがあり、よく引き合いに出されるのは人間椅子かもしれないが、ツインギターでのアンサンブルや、意外と踊れる要素も多数含まれておりストーナーロックの酩酊感はある。馬鹿馬鹿しさを保ちながら、それを誰に届けるのかという意識がある表現ってシリアスでもあると思うんですよね。

tracklist:
1.或子放り倶楽部
2.女の子です
3.カタカナでセックス
4.バカがばれるのこわくて無口
5.従属禍
6.誰にも言えない
7.しなずの関係
8.ころされちゃいねえ
9.溶接、夏
10.地団駄ふんで漫画を描いてる
11.傍観愚
12.映画だけじゃねえ

---- release info
2011年に活動を終了し、今尚多岐にわたる業界に大きな影響を与え続け、フォロワーを生み続ける昭和歌謡ドゥームバンド「中学生棺桶」が活動を再開し、一発目のアルバムを発売!

今作は歌詞を修正などした旧作と、完全新作が混在したアルバムだが、すべてが新鮮!ツインギターになったことで表現の幅は広がり、バラエティーに富む楽曲がたくさん収録される中、オリジナルメンバー活動時と同じく心はブレず、忖度なしの決意表明のような歌詞と魂からくる歪、重さは当に本質的なドゥームである!