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イタリア激情シーン最重要バンドのひとつ、La Quieteの1st再発盤CD。
いまでは世界中の激情ファンを虜にしている彼らだがルーツは90年代のUS激情、それこそOrchid等Ebullition系のエモバイオレンスをモロに影響されていた。killieとheaven in her armsが招聘していた来日ツアーでAmpereと組んでいたのも頷ける。彼らの場合US激情の影響を大きく受けながらもローカルならでは答え、オリジナリティを模索し、欧州的なクラシカルな響きやサウンドのディストーションを押さえ、エッジの効いたギターアンサンブルとドラマチックな曲構成を組み立てることによって新しい境地に到達したのだと思う。張り詰めた緊張感とエモーショナルな演奏が素晴らしい。美しいカオティックハードコアの世界。未聴の人が羨ましいほどの歴史的名作。近年のskramzブームの追い風を受けて再結成もしてライブしている模様です。
後期ではより楽曲は洗練され孤高の境地へ到達したが、初期La Quieteの焦燥感、寂寥感、そして初期衝動の塊は最高!欧州激情!

tracklist:
1 Raid Aereo Sul Paese Delle Farfalle 1:35
2 Metempsicosi Del Fine Ultimo: Nevrastenica Oscillazione 3:01
3 Notte Dei Cristalli A Rue Des Trois-Frères 1:51
4 Ciò Che Non Siamo, Ciò Che Non Vogliamo 4:04
5 Il Destino Di Un Ombrello 1:30
6 Super Omega 2:20
7 Merce Cunningham 0:59
8 UnCaged 1:27
9 La Fine Non È La Fine 4:26