関連タグ: 日本 2010年代 スプリット tetola93 男女混成 gauge means nothing

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国内2バンドによるスプリット7インチが完成。どちらのバンドも3LAでの取り扱いは初。
gauge means nothingやAssistant、anomieなどに影響を受けているというATARIは男女混成ボーカルでストレンジなメロディックパンク・激情を織り交ぜたスタイル。本作では現agak(ex.tetola93)の高鳥氏をサポートギターに迎えたツインギター編成となっており、ギター、キーボードによるメロディの応酬がかなりドラマチックに楽曲を引き立てる。謎の高テンション、疾走感、そして女性ボーカルの童謡感....。異質です。
sto cosi cosiは東京における欧州エモバイオレンス(特にドイツ、イタリア...)。Orchid等をはじめとするEbullitionから繋がるエモの系譜を此処日本で継承していると思われる。とはいえ"激情"だけに括られるようなサウンドではなく高速ながらしっかり刻まれたビート、ダークさのあるギターリフには所謂エモキッズ的なナードさは希薄でなかなかにストロングなスタイルである。
どちらのバンドも3曲を収録しているが、それぞれの楽曲に様々な要素を見出す事ができるし、両バンドに共通する「ストレンジさ=変な感じ」が両者を結びつけたのかもしれない。ストレートだけど真っ正面からは切り込まないこの感じ。"エモ"です。

tracklist:
1. ATARI - cluster 02:30
2. ATARI - stay alive 01:27
3. ATARI - HOS 01:38
4. sto cosi cosi - evils 01:29
5. sto cosi cosi - 青の時代 01:20
6. sto cosi cosi - 忘却論 01:19