以下インフォメーションより...
90年代中盤のDIYエモを思わせる、生々しく繊細なサウンドで知られるドイツのWishes On A Planeが、ついに“遺作”とも言える未発表音源集をリリース。Mineral、The Get Up Kids、Penfold、Elliottといった初期エモの影響を受けながらも、米国から海を隔て離れたドイツという国ならではのピュアネスで組み上げられた編集盤。
”Lost Songs”には、活動初期の2001~2004年の間に録音された、当時地元のコンピレーションにしか収録されていなかった3曲をはじめとした、バンドの軌跡を辿っていく上で貴重な音源を収録。歪んだギターと淡いメロディが交錯する”untitled”、アップテンポでキャッチーな”tide”、そして胸を締めつけるようなバラード”What’s Left of What Is…”と、A面はバンドの多面的な魅力を余すことなく刻んでいる。
そしてB面には2021年リリースのセルフタイトルEP収録曲”Anywhere”の別バージョンを収録。原曲のシンプルさを残しつつ、幾重にも重ねられたギターと幽かなコーラスが新たな深みを与えている。
さらにバンド初期にTASCAM 8トラックで録音されたローファイ・アコースティック・デモ3曲が、静謐で美しい余韻を残す。
レコードはRed Marble / Grey Marbleカラーでプレスされ、各110枚限定プレス。ドイツのtime as a color、old kids records、日本のrufen publishings、米国のnew knee recordsによる共同リリース。シンプルなグレーのジャケットに赤いストライプが縁取り、表裏にステッカーが貼られている。メインイメージは風化した年輪の木版画。
繊細でありながら力強く、時が刻む痕跡と記憶を想起させる。
バンドの追悼作品集と呼ぶにふさわしい表現といえる。
※盤のカラーはランダムとなります
A-1.untitled
A-2.tide
A-3.what’s left of what is...
B-1.anywhere (goldfish version)
B-2.yesterday’s another day (acoustic demo)
B-3.a story called love (acoustic demo)
B-4.new year’s eve (acoustic demo)