関連タグ: 2000年代 名盤 ネオクラスト Tragedy His Hero Is Gone メロディック 疾走感 激情 泣き

この名盤を今、アナログで押さえておきたい方へ。
かつて多くのネオクラストバンド達がTragedyタイプに分類されていったが、確かにそれだけの影響力がこのバンドにあり、そしてこのアルバムの存在はとてつもなく大きかった。それ故に一度与えられた影響から自らを脱するのは難しい。"His Hero Is Gone"の文字のとおりではないが、自らが憧れたヒーロー像から脱却する必要があったが、彼らにとって巨大な壁となり立ちはだかったアルバムでもある。3LA的にも完全に必須科目の名盤認定。そして今聴いても決して色あせることなく、聴く度に奮い立たせてくれるエモーショナルがあります。
陰的要素を前面に押し出しつつも、メロディックに疾走し、メロディも泣いている。多くの激情ハードコアリスナーにも刺さったのはサウンドの質感も要素としては大きいのだろう。シンプルだが、この融合のアイデアと突き詰め方は発明だった。激情やネオクラストだけに括った見方ではなく、2000年代ハードコア名盤のひとつ。いま聴いても絶対発見があります。

tracklist:
A1. Conflicting Ideas
A2. Call To Arms
A3. Vengeance
A4. Recurring Nightmare

A5. Beginning Of The End
B1. Night Falls
B2. The Day After
B3. Revengeance
B4. To The Dogs
B5. No Words