関連タグ: アメリカ 2010年代 ブラッケンド SouthernLord Halo Of Flies

Centuriesの2018年作。限定のホワイトカラー盤。
これは最高の予感が漂っている。欧州ブラッケンドムーブメントの最中、Halo Of Fliesから1stアルバムをリリースしたのが2013年。若かりし勢いに溢れたサウンドのその攻撃性は本作でも保たれている。それでいて、本作ではよりCursed的な深さを身に付け始めていることは特筆すべき点だ。His Hero is Gone影響下の文脈で語られがちがバンドではあるが、本作を聴けば彼らはその先に向かっていることを確信できるし、次のアルバムへの期待がより一層高まることは確実。アルバム中盤「Bow Across A String」でバグりだしハードコアスタイルから脱線、「The Climb」以降のミッドテンポナンバーの畳み掛けは最高。「Fury」でのアコースティックギター導入も良いし、ラストトラック「Nul Orietur」までやりたい放題やってる感じが楽しい。

Tracklist:
1. The Lights of This Earth Are Blinding 02:26
2. Wooden Hands 03:51
3. Bygones 01:57
4. Soil 02:14
5. Bow Across A String 05:35
6. The Climb 02:36
7. The Endless Descent 03:19
8. May Love Be With You Always 05:06
9. Fury 04:23
10. Nul Orietur 07:01