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「やれるかなーって思ったことは、全部チャレンジしよう、という感じ」 / Interview with FIXED (by 3LA)



VoがTIALAの柿沼氏、Gt/VoがOSRUMの魚頭氏、BaがFRIENDSHIPの飯田氏、DrがENDZWECKの宇宙氏ということでアルバム発表よりずっと前から気になっていたバンド、FIXED。今回1stアルバム(はやくもソールド間近!!)という大きなリアクションの2019年2月にレコ発を行ったBushbashでリハーサル前に行ったインタビューになります。

3LA: なぜこのメンバーで結成となったのですか?
月並みな質問ですが、第一に聞いておきたいところです。みんなそれぞれバンドを持っていて、キャリアも十分、それぞれのバンドでしっかり自分たちの音を表現できていると感じています。にもかかわらず、新しいバンドを結成するというのかなりのモチベーションが必要な気がしました。みんなやってるバンドの音はバラバラですし。

魚頭(Gt、以下魚)まず、As Meiasの解散まで遡るんだけど、ZとAs Meiasがほぼ同時に解散して(2012〜3年)そん時に宇宙が電話くれたのね。「どうしたの?」みたいな。で、なんか優しいなって(笑)



同い年だし、心配してくれてるのかなーって。「いつかバンドやろうよ」って冗談で話していて、それはどっかに覚えてたの。で、時は流れつつ2016年、飯田と二人で飲みに行った時かな?

飯田(Ba、以下飯): 中目黒で飲みましたね。

魚: その時に飯田とすげー音楽の話で盛り上がって。でかい音のバンドをやりたいねって。なんかやろうよっていう話をしてたの。やろうってなったら、俺、せっかちだからすぐメンバー探しをやって。宇宙...ドラム、そういえば前話してたなーっていって、「宇宙やる?」って聞いたら「やる」って言って3人決まって。じゃあボーカルどうしようかなって思って。カッキー(柿沼)TIALAが止まっちゃってたから、勿体ないと思って。 Bushbashで散々人のバンド見てて自分ができてないのって悔しいだろうなって思って(※)。俺がカッキー誘うわ、話してくるわって。

そしたら宇宙がその前の週にアースダムで普通に「ウオ(魚頭)から聞いた?」とか言ってて。
(※Vo.柿沼氏はTialaメンバー、かつBushbash店長)


柿沼(Vo、以下柿): 魚頭さんに「飲みに行こうよ」って言われて、話しをしようってその前の週に(笑)

魚: 俺は高倉健ばりの感じで口説きにいこうかと思ってたのに笑

柿: アースダムに行ったら、会った瞬間にですよ、「話、聞いた?」みたいな。

宇宙(Dr): 俺もう速攻で声かけてると思ってて。魚とベースを誘うって話になってたのも、飯田っていうのも割と俺としては意外で。

魚: だってだいぶ空いてたもんね。バンドやるって話から。(上の2012年頃のこと)

宇宙: それで、同い年くらいで空いてるベースって。それで、ボーカルなんだけどって話しがあった時に、前はサカイ君(Exclaim)だったんだよね。

魚: そう。宇宙と最初にやろうっていってたときはサカイ君にハードコアバンドやってもらいたいなって。声かけてたんだけど、でも、耳がだめだから絶対にできないって。そん時はなんとなく、いつかやれたらいいなくらいに思ってたんだけど。それは2013年くらいの話。

3LA: そのときTIALAは止まってたんですか?

柿: ドラムの腰が悪くなっちゃって。ちょっとしばらく出来ないなっていう感じになって。ストップしよう、と。それが...たしか2016年の夏。でも、ちょうど考えてたんですよね。ハードコアバンドやりたいなって。なんかこう、自分の聴いてきたものとか、立ち返ってきたもので新しいものやりたいなって。一人で考えてたから、ちょうど(誘われたのは)いいタイミングだった。

3LA: その時魚頭さんはOSRUMは平行してやってたんですか?



魚: 全然やってた。(OSRUMは解散済みとのこと)。

やっていれば自分たちの音になるっていう自信みたいな感じはある

3LA: 先の質問と被るかもしれないけど、どうやってこの音になったのか。
「音」というか、雰囲気として、すげーフラストレーションみたいなものを感じました。
内容を凝りまくって何年もかけるというより感覚がフレッシュなうちにぶちまけたいような欲求。自分が勝手に感じているだけかもしれないけど、この原動力、フラストレーションは何なのか。なんでこの人たちこんな怒ってるんだ、みたいな。

魚: それはやっぱ、大人になったからだね。

3LA: OSRUMの時より怒ってるんですか?

魚: というより若い時は色んな想いがとにかく漠然としてた。今はより具体的だし対象も明確にある。あとはあえて言葉で言わない事を音にしてる。言いたい事も言わない事も全部ひっくるめて放出してる感じかな。宇宙と話してたのは、宇宙も会社やってて、人を使って。俺も当時魚屋で、人を使って。やっぱりそういう風に働いていればいろいろ思うところはあって、そういう話はよくしてた。あとは今の時代ならでは。昔は平和だと思ってたけど今は思えない。

柿: 若い頃に思ってた、感じてた怒りとかフラストレーションみたいなものとは種類が違う。もっと具体的というか。生活とか、これからのこととか。

宇宙: その時話してたのは、仕事とかでめっちゃムカつくことがあっても、その気持ちを、まあストレートに出せない。ストレートに言ったら問題になっちゃうからさ。でもムカついてるぞっていう。

3LA: 音はストレートですよね。

魚: 曲はね、最初はカッキーがいない状態で3人でスタジオ入ってて。俺は飯田とよく一緒に帰ってたの。その時に、俺が好きな音源を飯田と一緒に聴いて、あーでもない、こーでもないって喋ってたの。それが結構でかくて。それで、なんとなくこういう曲作りたいんだよねー。「あ、いいっすね。」じゃあ、やろうっていう感じで。最初はどうしようかなーっていうのがあったんだけどね。

あとはアルバム作るってなったら、あとはもうバランス取って、こういう曲もあったほうがいいかな、みたいな。このメンバーだったらこういう感じかな、とか。なんとなく。OSRUMの時もそうだったけど、このメンバーだったらこういう音が良いんじゃないかな、とか。なんとなく自然に出てくる感じ。あとまだやったことのない想像の中だけの音を無理やりバンドに落とし込む感じかな。

とにかくやってて興奮するカッコいい音楽を今の自分達で作って演奏したい。

3LA: 曲を作るのは、誰がメインでやるとかそういうのはないんですか?魚頭さんがやるんですか?

魚: 基本俺が好き勝手にギター弾き始めて、こうだ!みたいな感じのを言ってるのをみんなが解釈してくれてる。言い出しっぺは俺。

3LA: 方向性を決めて、みんなでこの方向で行こう!みたいなのはあります?

魚: それはないな。なんでもいいよね別に。多分、やっていれば自分たちの音になるっていう自信みたいな感じはある。俺がへんちくりんな曲作ろうが、みんな意味わかんないつって笑ってるから、良いかな、みたいな。

3LA: その辺がストレートに感じるとこなのかも。結構思い切ってるというか。

魚: あんま型にはめすぎるとさ、そこからまた方向転換みたいになっちゃうじゃん。そういうの嫌なんだよね。

3LA: 意識してますか?型、とか。

魚: 俺はもともとしないからさ。要は自分が聴いてきたハードコアとかって、たくさん色んな形があるじゃない。でもそこの細分化された何かを、今更、じゃあこの歳で、このメンバーでやろうって気にはならなかった。こういう曲しかやらない、とかいう感じではなくて。自分の中で演奏してる気分がハードコアだって思えるものだったら、なんでも良いし、別にそれが誰かにとっては所謂ハードコアじゃなくても良い、ぐらいの感じ。

Q: それはみんな一緒ですか?

柿: そうっすね。結構そうかもしれないですね。スタジオとかで出てきた音の感じが、自分たちの感じになってっていうのがあるな、と。あとは特にレコーディングをやって、そういう感じが自分たちのものになったなっていうその感覚は強い気はしますね。

Q: 飯田さんも、friendship(脱退済み)の頃のスタイルとは全然違う感じですよね。



飯: それはやってた当時から何も考えてない。

3LA: 自分のそれぞれのバンドがあるじゃないですか。自分のスタイルみたいなのって、考えて考えてそこに行き着いているのかなって。そういう感じではなさそうですね。

魚: 例えば、俺が20代で、同い年くらいで俺と飯田で話してたらなんか違うもかもしれないけど。俺がいろいろやってきたのを知ってるから、受け入れてくれるというかさ。とりあえずやってみましょう、みたいな。よっぽど俺が変な曲書いてきたら言われるかもしれないけど、とりあえずやってみてオッケーそうだったら、やっちゃう。

Q: 現代ハードコアシーンに対して、提示してやろうぜ!みたいな気持ちはありますか?

一同: ないねー。

魚: あんまないよね。それぞれ、バンドやってる友達が被ってない部分があって。だから色んなバンドと出来るのがすごい良くてさ。ただ単純に自分たちがFIXEDでかっこよけりゃいいや、っていう思いが自然に出てれば良いかなって。誰かに対してやってるわけじゃないからね。自分たちが、ただやりたいからやってるだけ。
あんまりどこかに対して敵対心みたいのは無いしさ。勝手にそれぞれがやってるだけじゃない?つるんでるバンドもいないし、正直気にしてない。

柿: 何も気にしてない。親しくなれば、というか自然な関係性ですよ。

魚: 割とカッキーもいろんな人と仲いいし。なんていうか、バンドとしてそこに思いがあるってわけではないんだよね。

柿: 歌詞も自分の内面的な問題と、ムカついてる対象が平行してるので、特定の誰かではないですけどね。

魚: 多分、カッキーはボーカル、フロントマンでさ。俺、勝手に言うけど「音楽がやりたくてやってる」のと「言いたいことがあってバンドをやってる」のバランスじゃない?

自分としてはどっちかだけでもだめっていうか。とりあえず今は言いたいことがあってバンドやってるから。

柿: そうですね。それはある。

魚: 別に言いたいことなくてもいいと思うよ。メッセージなんて無くてもいいと思うし。

柿: 俺個人としては、歌う者としてですけど、自分の中でenemyがいるから、なってるけど、別にそれがバンドとしてどうこうってわけじゃないし。

魚: ジャンルを固めすぎてそれをやろうとすると、こじんまりするし。

Q: やっぱりメールインタビューじゃなくて対面インタビューにして良かったです。2019年2月3日のレコ発にディストロで出店させてもらえることになって、どこのメディアもインタビューしないと言ってたので、それなら3LAでやらせてくださいって最初はtwitterのDMでやりとりしたところから、「すでに始まってるな」と。

魚: 構え過ぎだよ(笑)

Q: メールじゃ嘘くさいって言われて、「いやー、そうっすね(試されてるな)」みたいな。

「もしかしたらこれが最後のバンドかもしれない」っていう感じ

3LA: このバンドをどんなところへ持って行こうと思っていますか?
そのような計画性のようなものはあるんでしょうか。
僕としてはFIXEDに音って、問いというか、音で勝負することや、生活感と、ある種の諦め、人生をすり減らしたような思考が見え隠れしていてそれ自体とても意味のある作品だなと思いました。アンダーグラウンドではなくもっと普遍性のある表現だなと。

魚: それはね、宇宙とかと割と結構話してる。

宇: .......(思い出せない)

魚: 俺忘れないよ?茅ヶ崎に送ってった時...。俺と宇宙って、同い年なのね。で、「もしかしたらこれが最後のバンドかもしれない」っていう感じってさ、やっぱ正直あるのね。もしかしたら、ちゃんとメンバーが集まって、やれるバンド。しかもこう、フレキシブルに動けるバンドってもしかしたらこれが最後かなーって思ってやってるから。そういう意味では、やりたいと思ってることは、全部やろう、って。しかも、うかうかしていると、とっくに5年10年経っちゃうからさ。20代でやってるわけじゃないからより濃くやんないとなーみたいな。

だから、バンドの戦略としてぽんぽんやっているってよりは...もう、先がない。どっちかがほら、脳梗塞で倒れちゃうかもしれないし。

Q: やっぱ思いますか?そういうの。

魚頭: 思う思う。すごい思う。周りの友達とか知り合いとかもさ、同じぐらいの歳の、病気したりとか、あと家の事情で出来無くなったりだとか。いろいろあるじゃん。そういうのは常にあるんだよね。あと、ゼロから始めるってさ、メンバー探さないといけないでしょ。で、音楽の趣味がどーたら、とか、楽器弾けるのか、とか。色んな要素でバンドって成り立ってるから、せっかくここで面白い4人が集まったんだから、やれるかなーって思ったことは、全部チャレンジしよう、という感じかな。

バンドとして、こうしてやろう、あーしてやろう、というよりは、思ったことをとりあえずやっているかどうかっていうのを常に考えてる。

俺が20代や30代の頃やってたバンドってさ、もっとのんべんだらりとしていて、それこそ飯田がやってたFriendshipとかのほうが、もっと計画性があって考えてやっているふうに見えた。だって1、2年で1stから2nd出したりとか考えられなかったもん。平気で曲が溜まるまでアルバム出さないとかさ。そういう活動の仕方してたからさ。そういう意味では勿体無かったなっていうのはある。海外から話来てたのに行かなかったとか。宇宙どう?

宇: それはでもね、すごくある。まあ難しいっすよ。すぐ動けなくなっちゃったりすることもあり得るし。戦略は考えてないけど、でも、なんかその、自分の中の線引きで、これはカッコ悪いなとか、これはかっこいいなって思うことがあったとしたらそのカッコ悪いのはなるべくやりたくないなってのはやっぱあるし、そういうふうに思うことがここ何年かで思うことがすごい多かったから、そういうので魚に愚痴も言うし、みんなにも愚痴も言うし、そういうとこに対してはムカついてるし、ずーっとそれは、ある。

魚: 単純に多分ダサいと思うことはやりたくないんだよね。

宇: そう、本当にそれ。

魚: そもそもが音楽で生計立ててないし、やりたくない事はやる必要がない。その感覚が割と近いかもこの4人は。そんなに離れてないっていうか。それぞれ多分色々思ってることはあっても、じゃあバンドでこれやろうと思ってるんだけどどう?ってなった時に、「いやそれ俺絶対なしだと思うからやりたくないっす」っていうのが、そんなに無いのと、あったとしてもじゃあ、「それだったら辞めよう」って言える。バンドの活動とか戦略を優先して、それやんなきゃダメなんだよってなっちゃって、バンドありきで個がそれに嫌々譲るっていうのはしたくない。誰かがやりたくないって言ったらやんなくてもいいかなって。その逆で誰かがやってみたいっていうならやってみようかなって思う感覚もあって新鮮だね。

3LA: そこに対してこう、話し合っているというよりは感覚がもう似てるんですよね。
例えば揉め事とかあった時に、これは...ナシだね、みたいの話し合ったりするんですか?
揉め事に限らずですけど。色んなことが、毎週のように耳に入ってくるじゃないですか。例えば最近だったら、ZOZOTOWNの前澤さんが100万ばら撒いた、みたいな。それに対してハードコアの人たちが、めっちゃリツイートしてるのはどうなんだ、みたいな。

魚: 全然そういうの関係無い、どーでもいいし。例えば、カッキーがそれでリツイートしても「あ、これでカッキー、マイナス1ね」みたいな。って魚ちゃんポイントが減ってって、あーこれでイジれるわ、みたいな。

柿: 魚ちゃんポイントあったんだ(笑)

魚: 魚ちゃんポイントで、あーカッキーマイナス1ねって翌週のスタジオでイジるくらい。バンドの外で起きてることに対しては、客観視してるんだよね。割と。巻き込まれてない感じっていうかさ。

柿: そういうことに関して個人的に話すことがあったとしても、バンドとしての総意とかそういうので話すことは無いですよね。

魚: そうだね。客観視している感覚も、そんなに離れてない。「あれなく無い?」「無いっすよね(ニヤニヤ)」みたいなさ。

セカンドプレスCDはアナログ卓を通した別ver



3LA: 1stアルバムの反応はいかがでしょうか。来てますか?反応は、リアクションは。

魚: うん、きてると思う。思っていた以上にきてる。ありがたいことです。

3LA: 1stプレスが、soldですか?

魚: ほぼ。今セカンドプレスを申請中。(※数時間後、当日のレコ発ライブ後の物販でバンド物販分もソールドしていた)

3LA: 1000枚プレスがsoldみたいな感じですか? 2nd Pressではマスターを変えるって話がちょろっと出ていたみたいなんですけど。

魚: あれは別にどうでも良いような話なんだけど、最初の入稿の時に俺がミックスとか立ち会って最後判断しなきゃいけない局面があって。それはミックス全部終わってみんなにミックスを確認してもらった時点で。最後、おまけでアナログの卓通します?みたいな話が出て。アナログの卓通したやつと、通してなくてそのままのやつがありますけど。ってなった時に、すごい迷ったんだけど、元のミックスが生きてるのはアナログの卓を通してないほうだから、じゃあそれでいくって。あとあとそれを聴いてたら、あ。やっぱこれはこれでいいなって思ってたの。再プレスってなったから、じゃあ、そっちでって。

3LA: 結構違います?

魚: 俺は違うと思うんだよね。聴いた?

飯: 全然違います。あれがCDでどうなるか分かりませんが。

魚: 単純に製品版で聴いてみたかっただけなの。自己満だよね。例えば次さ、セカンドを出す時に、じゃあ、最初からアナログの卓を通すってやり方を想定してミックスするとか録り方を考えるとか、できるから。それも込みで、今回再プレスはそっちで。

クオリティ的にはどっちがダメっていう感じでは無い。

3LA: 毎回インタビューで聴いていることがあります。今ハマってる音楽とかアートとか、インスピレーションになっているものを、皆さんに聞きたいです。今の感じ、「俺は今、これ」みたいなのを知りたいな、と。

柿: 俺は結構本かな。友達がいろいろオススメしてくれて読んでて。
エドワード・バンカー(Edward Bunker: wikipedia )とか、クライムノベルっぽい感じなんですけど。音楽のってわけじゃないですけど、すごいインスピレーションにはなってる。他にもいろいろ読んでて本が好きですね。

3LA: 音楽じゃなくても全然知りたいというか。多分、音楽だけ聴いて音楽作ってる人って多分居ないかな、と。インスピレーションの源は本や絵画とか、仕事だったりの人もいるかもしれないし。

柿: 最近、TAMTAMっていうバンドを聴いてて、それがすごく良いですね。スゲー良くて、ずっと聴いてる。TAMTAM超良くて。ちょっと前にアルバム出したんですけど、それがすごい良くて。



飯田: 最近、音楽だとBedouin Recordsって分かりますか。アラブの、暗い音楽ばっか出してるレーベルがあって。日本人だったら、Merzbowとか、最近だったらEartakerとか、がやってるすごい暗い音楽。そういうのばっかり出してるレーベルがアラブにあって。それがすごく良くて。
https://bedouinrecords.bandcamp.com/

3LA: 深いですね... Friendshipの人たちって、どういう音楽聴いてるのかすごい気になるんですよね。なかなか聞きづらい。

飯: バンド内で共有することが一切なかった...

魚: でも曲作ってたんでしょ?

飯: そうですね。元ネタは作ってます。

魚: Friendshipのインタビューって無いから、貴重だよ、これは。

3LA: Friendshipはインタビューとか受けて無いですもんね?

飯: はい。特に意味無いかなって思って断ってたんですよね。

3LA: 情報無いですもんね。魚頭さん、どうですか。

魚: Assfactor4、Absinthe、B&C、OTTAWA、BLACKJACKACTION、Born Against、UOA、NICEVIEW、SDS、GLOOM、friendship、TRASHTALK、SWANS、Jough Dawn Baker、OKARA、POISON IDEA、BLACK FLAG、Sound Garden、JIMI HENDRIX、PINK FLOYD、julia、unwound、JESUS LIZARD、John Coltrane、STEVE LACY.etc...
挙げたらキリがないけどいかんせん古いのが多い。新しいのは飯田に教えて貰ったりしてる。

割と今まで聴いてきたものを、すごく大事に聴いている感じ。ジャンルはいろいろだけどさ。ジャズからハードコアから。

あとradiko。AMばかり。

逆に映画とかはほとんど見なくなったよね。現実の方が良い悪いは別として心にカツーンと来ることがたくさんあり過ぎてわざわざこれ以上映画や本から取り入れたいっていうふうに、今なんとなくなってないんだと思う。

またタイミングが来たらかな。



Q: 宇宙さん、お願いします。

宇: インスピレーションかぁ。FIXED始めてからは、結構ジャンルとかじゃなくてドラムを前より結構聴くようになってるかな。昔のやつとかも結構、ふわっと聴いてたような感じのやつをもう一回聴き直したら、わあっていうの結構あるし。ジャンル問わず、ドラム面白いなと思うのを1曲リピートしてすっと聴いたり。

Q: いいドラマー、いますか?

宇: みんな上手すぎて。こういうの叩きたいなって思うのはいっぱいいる。こうなりたいな、とかね。なので、ちょっと頑張ります。あとは海、ですかね。インスピレーション関係無いけど。

魚: それは結構大事だよ。

宇: ここ2、3年ぐらい。茅ヶ崎に引っ越して、サーフィン始めたのもあり、去年から魚に連れてってもらってシュノーケリング始めて。それも結構ハマって。泳げなかったんだけど、そこから水泳教室いったりして。

魚&飯: やりたいすね。俺らサーフィンやります。

魚: 飯田は腰のために、俺は健康のために。

宇: もとは首のヘルニアの治療に良いって医者に言われて始めたんだけど。

魚: マジ体変わったもんね。

宇: 体変わったし、めっちゃ痩せたし、血液検査も、全部良い。調子が良いんですよね。泳げないだけで。

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FIXED Tour Trailerが公開されています。
こちらで詳細ご確認ください!


FIXED 1st albumはこちら >>> 『Dear』


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