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Suis La Luneの活動後期、2015年にリリースされた4曲入りEPでこちらもTopshelfリリースだが2023年にDogKnightsよりリイシューとなる。
「4曲入りEP」と言ってしまうと収録曲少ないから今回はスルーでも良いかなって感じであまり聴かれなそうだが侮ることなかれ、Suis La Luneとしては珍しい長尺曲が詰められたコンセプチュアルなEPになっていて、ラストを飾る「Within」に至っては12分近くもある激情組曲、全体でも約30分のボリュームのあるアルバムに近い作品になっています。翌年2016年のShirokumaとのスプリットがバンドとして最後の作品になるが、『Riala』期を経て北欧Screamoのその先を表現するかのような力強い楽曲が揃っていて、初期にあったような衝動をその当時の表現力で再構築したかのような、演奏力やサウンドのメジャー感と激情回帰的な楽曲との再融合とも言える様は中々に熱いです。Topshelf期は激情リスナーがちょっと離れた時代にも感じているので、Shirokumaスプリットが気に入った人はこちらも聴いてみて欲しいです。バンドの表現のひとつの到達点だと思います。

tracklist:
1. Different Perspectives 06:50
2. Endless Cycle 06:24
3. Better Parts 04:17
4. Within 11:37