きたぁ。
Algernon Cadwallader, Snowing, 1994!ら良質エモバンド達を数多く輩出してきたペンシルバニアの二人組、2012年にリリースされた2ndアルバム!
Algernon Cadwalladerが自分達のレーベルを立ち上げたのと同じように彼らも自分達のレーベルを立ち上げたとのこと、その辺りは
インタビューを行っているのでそちらを参照していただきたい。
1994!と同じくギター&ドラムという編成でありながらエフェクターペダルや特殊機材をふんだんに導入したサウンドはまさにエモリバイバル+ポストロック!と書いてしまうとそんなバンドいっぱいいるじゃんって感じなんですけど彼らの場合はポストロックの要素をアトモスフェリックな方面やエイフェックスツインな領域まで踏み込んでしまったこのジャンルの中ではかなり異質な存在なんじゃないでしょうか。
ドラムも生と電子を合体させてるし、エモ全開な爆音サウンドからギターフレーズもディレイ、ループを使い倒し幾重にも折り重なった立体的なサウンドも幅広く表現。このサウンドをライブを想定して作っているらしいw
こいつは機材オタクの仕業やでぇ。
それでいてテクニカルになりすぎずクオリティには隙があるのがまたニクい。サウンドプロダクションはどこかしょぼい、つまりどこまでいっても情けない冴えない男のエモを感じる事ができます。メンバーは日本大好きらしいので気になる方は是非日本に呼んであげてください。
※レコードジャケットの端の部分いくつか小さく折れ目が入っている盤もございますので予めご了承ください。
tracklist:
1. I Can Break Literally Anything
2. Far Beyond Riven
3. It's Way Salt
4. Snail Anon
5. Full Body Menacing
6. Rumors and Tumors
7. This Place is Other Places
8. Never Heard No Toothbrush 1.75
9. Is We Grindin', Dog?
10. Then, That's What I Call Music
11. Debtwish