Interview with Algernon Cadwallader
現在新作をレコーディング中とのことで忙しいなか、快くインタビューを受けてくれました。
SOME KIND OF CADWALLADER同様、次回作も期待大です。
Q : まずバンドを育んだフィラデルフィアという土地の音楽シーンについて教えてくれませんか?
豊富な音楽の土壌があるのでしょうか?
A : フィラデルフィアのアンダーグラウンドシーンはすごく巨大で多様性もあるよ。
パンクからインディーロック、ノイズ、エクスペリメンタルまですべてのものがあるとおもう。
地下室や倉庫、バーやギャラリー、街の大通りでも、あらゆるところで音が鳴ってて
どこへ行っても気持ちよく迎え入れてくれるよ。
行こうと思えば毎晩誰かのショーへ遊びにいけるんだ。
Q : やはりシーンは活発ですね。
あなたより上の世代のバンドや下の世代のバンドも活動的なのですか?
A : 上の世代の人たちもバリバリ現役で新バンドやブッキングのショーでプレイしてるよ。
the dead milkmenのjoe jack talcum(ペンシルバニアのリビングレジェンズ!)なんかも
アコースティックギターとハーモニカだけでいつも誰かの家でプレイしてる。
下の世代ではSNOWING,1994!,boyfriendsといったバンドが次々と生まれてきている。
エモやポップミュージックシーンは数年前まで死んでたけど、ここ数年で爆発的に盛り返してきている。
とてもエキサイティングな時代になったね。
Q : 地元のバンド以外では、どんな音楽を聴いていますか?
A : 俺たちはあらゆる音楽を聴いてる。
ポップパンク、ビートルズやエルビスコステロを愛し、90年代エモ全般を聴いて育ってきた。
そして最近の新しい音楽をさらに聴いているよ。
まさか自分達のやってるような音楽のシーンまであるとは思わなかったけどね。
Q : 今興味を持ってるバンドはいますか?
基本的に gainesville(www.thefestfl.com) に出演しているバンドは聞いておくべきバンドだよ。
全部面白いバンドだ。
このフェスには俺たちも出演するけど、このメンツの中に自分達も入っているなんて最高だよ。
Q : ありがとうございます。
algernon cadwalladerの曲は歌詞が特徴的ですね。
A : そう、北斎の絵のようだといえると思うよ。
Q : バンドの中で重要視していることは何ですか?
A : 俺たちのバンドにとって重要なことは俺たち自身が楽しむこと、プレイして楽しめる曲を作ることだ。
すべてDIYでやっていくっていうのも大きいね。
DIYシーンでずっと続けてきて、そこに重要な意味を見出した。
自分自信でやっていくことでとても気持ちが勇気づけられるし、他の何かの一部になんかなりたくないと思う。
自分というものに対して本当に誠実にい続けること、そうすればいつだって幸せになれるってことさ。
Q : ありがとうございます。今後のリリースやツアー予定をおしえてください。
今は長い時間をかけて新しいアルバムをレコーディングしているところなんだ。
今年中にアルバムのレコーディングを終えてリリースも自分達でやるつもりだ。
それで来年には西海岸と日本ツアーをしようと思っているよ。
冬に西海岸を回って、できれば春に日本に行きたいね。
俺たちはもっといろんな場所で歓迎されると思うけど、スケジュール的に余裕が無いんだ。
Q : 日本に来る日を楽しみにしています。では最後に日本のファンに伝えたいことはありますか?
A : これを読んでくれてるみんなへ。君らに会うのが待ちきれないよ。
酔っ払ったり泳ぎ回ったりしたいね! (!?)
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