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Interview with Amber Daybreak

今回amber daybreakのsentinelsを取り扱うことになるにあたって、バンドにインタビューを試みてみました。
決して暇ではないはずの彼らですが、ギターのChisがかなり丁寧に答えてくれたのでまとめてみました。

Q:足長手長ディストロでamber daybreakのCDを紹介させていただきました。かなり完成度高いですね。

A:まず最初に、俺たちのCDを紹介してくれてありがとう。
日本のリスナーが俺たちの曲を気に入ってくれることを願うよ。

Q:バンドについてもう少し教えてください。

A:Amber Daybreakはベルギーの5ピースバンドで、スクリーモ、エモ、マスロックを混ぜたような音楽をやってる。
ラインナップは、Antoine - Vocals, Clem - guitar, Chris - guitar, Mr P - bass, Ben - drumsだよ。
主に影響を受けたのは、Kidcrash, At the Drive-In, Suis la Luneなどの難解なバンドが多い。
バンドの結成は4年前で、死ぬほど長い時間を自分達独自のサウンドを作り上げることに費やしてきた。
その間もいくつかEPをリリースしてきたけど、今回リリースされた"Sentinels"は
他のバンドとは違う自分達だけの音楽を作り出すために続けてきたそんな努力の結晶みたいなものだよ。

Q:主に影響を受けたバンドはサウンドにも影響されているし納得です。
彼らの音楽にはいろいろな要素(歌詞、サウンド、イデオロギーetc)がありますが、
あなたが音楽において重要視しているものはどのような要素ですか?

A:もちろんすべての要素が大事だけど、ギタリストとしてはまずサウンド、音楽性を第一に考える。
だけど自分が歌詞を作る過程に参加することもあるし、
歌詞のほとんどを担っているボーカルのAntoineもまた曲作り過程で参加することがある。
自分達の音楽は、それぞれ独立した要素を組み合わせたものというよりは、
それぞれの要素を含んだ一枚岩みたいなものだと思ってるよ。
イデオロギーということに関して言うと、俺たちはこのシーン活動している多くのバンドのような政治的なバンドではない。
それよりも自分達の曲作りと同じように、自由に音楽を聴いてくれたら良いと思ってる。
もちろんメンバーはそれぞれ音楽をやっているのには理由があるけど、 イデオロギーがバンドサウンドよりも前に出てくるようなことはないよ。
政治的なバンドをリスペクトしてはいるが、音楽は抽象的なものでそれにグローバルな意味を持たせるのは難しい。
個人個人の人生、過去、立場、文化や能力によって同じメッセージがそれぞれ違ったように解釈されてしまうからね。
Antoineは歌詞の中に個人的なイメージをたくさん盛り込んでいるけど、 リスナーはそこから自分の聴きたいメッセージを自由に聴いてる感じだね。
俺が思うに、凝り固まった考えっていうのは音楽の持つ自然さとは相反するものだよ。

Q:ありがとうございます。今後のリリース予定などがあったら教えてください。

A:俺らは常に新曲を作り、新たなリリースを計画しているけど仕事が山ほどあるっていうのも事実なんだ。
ドイツのPaanっていうむちゃくちゃかっこいいバンドとのスプリットを予定しているけど、
リリースはもう少し先になるかもしれない。

Q:多くの日本人はこのサウンドを気に入ると思いますよ。
ところで日本の音楽シーンには興味ありますか?

A;日本の音楽シーンにはすごく興味がある。
ENVYはバンドの創造性という点について、俺たちに影響を与えたバンドだ。
後は一緒にプレイしたことのあるHeaven in her ArmsやEndzweck、Liteもすごくクールだね。
これらのバンドは主なバンドだけど、まだまだ発見すべきバンドが山ほどあると思ってるよ


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