7月の来日を控えている台湾ハードコアHuman Beingsにインタビュー。
ギターのDanはUntil Seeing Whale's Eysではボーカル／ギターを担当し22recordsというレーベルも運営している。
なかなか注目されない地域ではありますがこれからも台湾シーンは要チェック！


Q:まずはHuman Beingsについてご紹介願います。各メンバーとパートを教えてください。
Dan:メンバーは
Jun Zai/Volcal
Dan/Guitar
Liu Lan/Bass
A-dai/Drum
だよ。

Q:バンド名の由来や意味があるのなら教えてください。
Dan:ではこのバンド名について簡単に説明させてくれ。
Human Beingsっていうのは中国語でいうところの「人」だ。書くのは簡単だが人として生きる事、存在することというのは現実では簡単なことではない。そして俺たちは人であるが故に苦しむことだってある。

Q:今回のレコーディングではコンセプトをもって望んだのですか？楽曲からそれらを感じられますが作品の背後にあるコンセプトについて教えてください。
Dan:俺たちが伝えたかったのはある種族と他の種族の間には不平等なものがあってはならないということ。実際には人類というものが動物界で他の種族よりも高等種族なのだということは無いんだ。時にはもっとも愚かな種族だとも言える。

Q:新作のCD"Animal（動物）"から何か良い反応は得られましたか？日本では当ディストロでは長期的に反応がありますよ。
Dan:去年のツアーが終わった後、俺たちは日本とアメリカからいくつかツアーの招待を受けたよ。でも俺たちは金も無いし仕事もあるから実現しなかったんだ。ツアーに行けなかったのは残念だけど、願わくば来年には他の国へのツアーができればと思っているよ。

Q:エンジニアはASHENのレコーディングを担当した彼？サウンドは相当良い感じですね。
Dan:彼はSlaterだ。彼はRebel Sound Studioで働いている。"Animals"ではレコーディングエンジニアと作品のプロデューサーなんだ。去年の日本ツアーでもPAとしてツアーに同行して音作りをしてくれた。Rebel Sound Studioについてもっと知りたければhttp://rebelsoundstudio.blogspot.com/にアクセスしてみると良いよ。

Q:日本ツアーの感触はどうでしたか？
Dan:すごく興奮したけど、ずっとナーバスだったんだ。実際、日本でのはじめてのパフォーマンスになるし俺たちは結成してからまだ５回目のライブだったから。これからも俺たちは自分達のライブを観せるためのベストな方法を探していこうと思っている。とにかくいまのところ全てのライブが自分たちの経験として活きていると思う。

Q:今回台湾との違いを一番感じられたのはどういった点ですか？
Dan:日本のライブハウスは台湾のものより良い環境があるしずっとプロフェッショナルだ。そしてスタッフもバンド出演者もお互いにリスペクトを払っていて、本当に素晴らしかった。俺たちも台湾のライブハウス環境をもっとよくできるようにがんばらないといけないな。

Q:これから先のツアーの予定なんかはありますか？
Dan:今年の終わりには中国でのツアーを予定しているよ。それ以外は今のところ確定しているものはないな。

Q:他の国でライブをしたことがなければマレーシアは良いと思いますよ！
Dan:本当かよ。ちょっとマレーシアのツアー組んでみようかな。

Q:Until Seeing Whal's Eyesはどうなっていますか？解散したのでしょうか？
Dan:いやバンドはまだ存続しているよ。今年の夏にはツアーも計画している。

Q:HUMAN BEINGが今のあなたのメインのバンドなのですか？
Dan:答えるのが難しいな。USWEでは俺はボーカリストでありギタリストで歌詞も書いているんだ。正直言ってUSWEの方が自分の表現したい感情には近いと思っているよ。

Q:日本のリスナーにメッセージをお願いします！
Dan:この夏にはもういちどHuman Beingsで日本に行くよ。7/15新代田FEVERで会えると思う。呼んでくれたBalloonsに感謝している。
またみんなに会えるのが待ちきれないよ！

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More details:
http://www.balloons.jp/summer-meeting/
http://www.22records.com/