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Interview with smek(Killer Calculator)

マレーシアのKilleur Calculateurにインタビューしました。
ハードコアサウンドからポストロックサウンドへと進化したバンドです。
マレーシアのシーンのことも含め、いろいろ聞いてみました。

Q:インタビューに答えてくれてありがとう。
いきなり日本語で返信きたので驚きました笑
メンバーは日本語が話せるのですか?
A:ハロー!
返信遅れてすまない。
今週は忙しかったんだ。
返事が遅れたけど怒らないでくれ。
俺たちは誰も日本語喋れないけど、みんな簡単な言葉は知ってるよ。
マレーシアと日本の間には長い歴史があるからね。
(※マレーシアは昔は日本を見習おう!という政策を掲げていた。日本の政治力が落ちてからは中国や韓国との関係を重視する方向にかわってきている…)

Q:バンドの結成はいつ頃なのですか?
A:Killeur Calculateur(以下KC)は2006年頃に始まった。
俺たちは元々別々のバンドで活動していて、Rafique(Vo&Gt)はI/Am/RainとOrbit Cinta Benjaminでも活動してる。
もし時間があったら他のバンドもチェックしてみてくれ。

Q:どんなバンドに影響を受けているのですか?
このEPからは90年代Dischordの影響やTHE DISMEMBERMENT PLANのような雰囲気を感じました。
A:KCはFugazi, At The Drive In, Pretty Girls Make Graves, Q and Not U, My Discoやその他たくさんの ポストパンクバンド達に影響を受けた。
主にDCのバンドだね。
Dismemberment Planにはぜんぜん影響受けなかったんだけど、それはまたクールな感想だ。

Q:以前はこのようなスタイルのサウンドではなかったと記憶しています。
やはり試行錯誤の過程で見つけたスタイルなのでしょうか?
A:KCの初期のフェイズでは、俺たちのサウンドはもっと生々しく怒りに満ちていた。
それこそOff minor, Yage, Daniel Striped Tigerのような感じさ。
もし聴いたことがなければネットで検索すれば古い曲を聴くこともできるよ。
俺たちは成長し、俺たちのサウンドも変わった。
でも未だ何かを成し遂げたとは思っちゃいないよ。
まだまだ発展途上、自分たちのサウンドを見つけるという道の途中にいるんだ。
俺たちはその過程全部を楽しんでいる。

初期のサウンドから今のサウンドへと発展してきたこの道こそが喜びなんだ。
俺たちのマインドを映す鏡であり、俺たちが何を表現しようとしてきたかっていうそのものなんだ。
そして俺たちの予想を超越した何かに発展していって欲しいものだ。

Q:歌詞はかなり政治的ですよね?
日本では事情がわかりにくいのですが、良かったら詳しく教えてくれませんか?
A:そうだね。俺たちの歌詞は政治的であり、社会的な問題も歌ってる。
これからもずっとそうだろう。
賄賂の問題、どんなに政治家のやつらが暮らしをめちゃくちゃにしてるか・・・、それに性差別の問題とかもある。
この社会では人々は何をやったってクソを踏む。
言いたいことが多すぎるし、この怒りをパンクロックを爆音で鳴らさざるを得ないよ。

たとえばなんだけど、すこしだけ前首相の話をしよう。
彼は温厚な人物だったんだけど、この男が政治を行っていた。
彼は老いていって政治をうまくできなくなったが、俺たちはその状況を避けるには遅すぎた。
そこでいろいろな流れがあって彼は辞任していったのだが、結局俺たちは別の大臣の問題に直面してる。
政治家が変わっても結局何も変わらない。そのときのことも歌詞にしたよ。

Q:マレーシアの音楽シーンのことを聞かせてください。
A:マレーシアの音楽シーンはとても活発で多くのサブジャンルが人気を得ている。
でもシーンのメインストリームはもううんざりなのだが、バンドワゴンの上で飛び跳ねてるようなクソインディーバンドが大勢いる。
そいつらは疲れるだけの音楽だが、他にはすばらしいバンドもいる。
Akta Angkasa, Sarjan Hassan,They Will Kill Us AllやSphereのようなバンドだ。
マレーシアのグッドミュージックはそいつらが持ってるね。

KCに当てはめて言うと、俺たちはポストロックよりもポストパンクのシーンにいるね。
今はマレーシアにはポストパンクのバンドは少ないけど、ポストパンクやもっとダンサブルなパンクバンドに インスパイアされているバンドはたくさんいるよ。

スクリーモやエモ、バイオレンスハードコアのシーンではもっと活発でキッズも他のシーンの人間たちもごちゃ混ぜになってる。
Daighila, QuantisやUtarid Tapesのようなバンドやレーベルたちが他の国(日本もね!)と良い繋がりを作ってくれている。
俺たちもわずかながらThe ActWe Act, Tone Deaf,Toeなどと一緒にプレイすることができた。
どのショウもすばらしかった。
そしてニッポンバンドとの競演はいつも勉強になった。
たくさん学ばせてもらったよ。
俺たちは日本でプレイすることを心待ちにしているし、 今の情勢がすべて安定していけるようになることを望んでいるんだよ。
(※3.11震災以降のことです。)

Q:今はあまり活動していないように見えるけど、どんな活動をしてるのですか?
A:次のアルバムの曲作りをしている。
活動していないようにも見えるかもしれない。
だけど俺たちはずっとDIYのギグや小さいスタジオでのライブなどでプレイし続けているよ。
ショウはフレンドリーで、密度が濃くて、激しいものにしたい。
そんな感じでやってるよ。

実際の俺たちは仕事も持っているし、いろんなトラブルもあるからなかなかスピーディーに動けなかったり、
簡単にいかないことがいくつもある。
だけどみんなの耳にすばらしいものを届けられるなら、ぜんぜん苦などないね。

インタビューをしてくれて、俺たちのCDを取り扱ってくれてドウモアリガトウ!
日本人とはもっと友達になれると思う。
STAY STRONG, NIPPON!!

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