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Interivew with Koki(from Vanishing Twin / 2017)

ナード感溢れるビジュアルとは相反するような冷徹な轟音サウンド、そしてエモーショナルなライブアクト、というギャップが衝撃的だった東京の若手ハードコアVanishing Twin、Koki(Vo/Gt)さんへのショートインタビューをしました。

3LA:Vanishing Twinってどういう意味なんですか?

Koki:
*バニシング・ツイン (Vanishing Twins)*
双胎妊娠が判明した後、ごく早期の段階で一方が流産となり結果として単胎妊娠の形になることをバニシング・ツインという。胚(胎児)が母体に吸収されあたかも子宮内から消失(バニシング)したように見えるため、この名称がついている。(wikipedia)


というのがwikipediaからの引用なんですけど、実際バンド名にそこまで意味はないですね。日本語にしにくい英語にしよう って話してて、トシキ(Ba)が持ってきたんですよね。

3LA:双子のメンバーがやっていると聞いているんですが、兄弟で本当に双子なんですか?

Koki:兄弟ですけど、双子ではないんですよ。よく体型も服装も一緒で見分けがつかないって言われるんですけど。僕、コウキ(Gt/Vo)が兄で、トシキが弟です。



3LA:sassya-のメンバーも在籍していると聞きました。活動はいつから始まっていますか?

Koki:結成は兄弟で始めましたね。2013か2014年くらいで。そこからペイさん(Dr)とイワカミさん(Gt/Vo)を誘って半 年くらいは曲作りして。今の体制になってからだとライブ活動は1年半くらいしてます。

3LA:音はかなり破壊衝動があって好きな感じなんですが、曲はどなたが作っていますか?どのように曲が出来上がっていきますか?影響を受けている音楽や芸術はどのようなあたりになりますか?

Koki:ありがとうございます。基本は僕か弟でネタを作って、スタジオで合わせるって感じですね。打ち込みとかも作ったりして、イメージを全体に伝えられるようにもしてます。合わせてみて、テンションが上がらなければボツってパターンもありますね。曲作りにおいては、つかみと展開はとても大事にしてます。



元々僕と弟で、Some girlsやthe locust、Head wound cityみたいな頭悪いバンドやりたいねって話していたので、そ の辺りのバンドやレーベルにはアートワークも含めてとても影響を受けています。31G、GSL、Gravityとかです。普段は中島みゆきの話してますけどね笑
芸術とかだとシュールだったり、暴力的なものとかですね。石田徹也、北野武、西村賢太、新井英樹とかです。映画のTaxi driverとか最高です。

3LA:歌詞はまだ読んでませんが、曲のタイトルがすでに面白いです。「孫を殴る」とか。

Koki:バンドを始める時にコンセプトから入ろうって話してたんですよ。それを立てた方が全員でイメージを共有しやすいし、別な曲を作っちゃった時でも戻って来やすい。コンセプトは「クズ」ですね。老若男女にわかりやすいクズ。タイトルもそれに沿って決めてます。孫を殴る、は老人のクズっていたらこんな感じかな?ってイメージで決めました。

3LA:「8年生」っていうのも哀愁がありますよね。曲はどんなところからインスパイアされますか?

Koki:8年生は、知り合いの大学8年生のことを書きました。8年生になっても学校も卒業も出来ないひどい学生に対する気持ちを書きました。曲のネタについては、音源とか聞きながら、こんなフレーズあったら面白いのになー、と妄想するところから始まりますね。

歌詞とかタイトルについては、上記の内容と被るかもしれませんが、クズと呼ばれる人について書いていますね。 日常で会ったことがあったり、映画や小説で出てくるキャラクターのことを書いたり。例えば最後の曲のどっちでもいい、とかは西村賢太の小説の苦役列車の主人公のこと書いてます。

3LA:クズさっていうのは薄々感づいていました。タイトルで「クズだから許して」ってありますけど、これって酒入って無礼をはたらいた時に「コイツ酔ってますから、スンマセンw」っていうのと同じくらいのダメ感があります。「クズと呼ばれる人たちについて」って言われていますが、自分自身もそちら側じゃないかと思うことはありますか?

Koki:むしろ自分もクズだからこそ、敢えて言っているというのもありますよね。正に水谷さんが例えた通りで、自分はダメ人間ってわかってほしいし、だからちょっといい加減でも許してほしいって人のことを、示してる歌詞ですね。
勿論人間って誰でも失敗すると思うんですよ。でもそれを逃げる理由にするのは、もっとダメだと思うんですよね。受け入れるって難しいですけど、大事なことかなと。



3LA:グラインドな音楽ってライブパフォーマンスも派手な動きが多いし"頭悪い感"ってあると思うんですが、あれっにすごく知的なアプローチのようにも感じます。"頭の悪さを表現するために頭使う"みたいな。同種の知性を感じます。

Koki:あれって自分をよく知ってるからできるんだと思います。自分の見せ方を本能でわかっているのかなと。アホっぽさはわかりやすくて、見ていても大好きですね。
今のシーンってそれが良くも悪くもそれが、少ないと思います。小学生でもわかる激情系のバンドが少ないかなと。

3LA:ちょっと真面目な質問をすると、2016年はsassya-も音源を発表したり、世代問わず結構国内のバンドの印象的なリリースも多い一年だったと感じているんですが、vanishing twinとして活動している中でリリースの反応だったり、同世代の活動だったりで刺激を受けることありますか?

Koki:ありがたいことに、所謂ナインティーズ系の激情が好きな人からは割とうけてる感じはあります。キモい!最高!とは言われますね笑 嬉しいですよ!
同世代だと刺激は結構ありますね。札幌とか郡山とか名古屋でしょうか。バンドで同年代だとDon Karnage、the hatch、MAPPY、Rebel one exculibar、the path、motherpill、イェンツーパオ、5000、冬虫夏草、少し上だとVACANT、urgh、等々ですね。沢山刺激を受けてます。サンディエゴ系の音を鳴らしてるバンドは好きですが、やけくそ感のあるファニーな要素のバンドも好きですね。







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