Interview with Redzwa(orbitcinta benjamin)
今回は当ディストロでもマレーシアから大量に持ち込んだセルフタイトル音源をソールドアウトさせるなどマレーシアを代表する激情ハードコアといえるOrbit Cinta BenjaminのRedzwaにショートインタビューを行いました。
Q:最初このスプリットCDを聴いたときは驚きを覚えました。どちらのバンドも素晴らしいサウンドでまさにネクストレベルに到達したのだと感じました。あなた自身は以前の作品と比べても変化は感じられましたか?
Redzwa:新しい音源に興味をもってくれてありがとう。ネクストレベルというと言い過ぎかもしれないが....アイデアはこの瞬間に出てきたものだけど、それはこれまで曲作りをしている間にあったすべての出来事と繋がっているものだからね。
Q:このCDはそれぞれのバンドが1トラックに2曲を収録していているのですがこれには何か意味があるのですか?
Redzwa:俺たちは本当はこれをスプリットのレコードとしてアナログで出したかったんだけど難しくなってしまったんだ。レコードをプレスする工場も無いし、海外にプレスを依頼するにはコストが掛かりすぎる...そういう訳で今回は自分たちで全部やることにした。CDに収録するときにこういう収録の仕方をすれば最後まで聴いてもらえるって思ったのもあるよ。
Q:CDはどこでレコーディングされたのですか?この音源のサウンドは非常にクリアですしライブ感もあります。このレコーディングもDIYで行ったのですか?
Redzwa:このレコーディングを行ったのはクアラルンプールのLaguna Sudioというところだよ。ライブレコーディングだったから生な感じは出ているよ。
Q:何ヶ月か前にKilluer Calculatouerにもインタビューしたんです。彼はあまりたくさんのショウは行っていないと言っていたのですがそれはあなたのバンドでも同じですか?普段はいつどこでライブを行っているのですか?
Redzwa:俺たちも沢山のショウはやっていないね。実際Killuerの連中よりも少ないんじゃないか。マレーシアではScreamoっているジャンルはほとんど人気はないんだ。この前やったショウだってPete The Pirate Squidのマレーシアツアーだったから結構前の話だよ。
Q:私がクアラルンプールにいる間、レコード屋が全然ありませんでした。 あったのはRice-Cooper Shopだけですよ。あなたの場合はどこで音楽の情報を得たり海外のバンドのことやシーンのことを知っているのですか?
Redzwa:昔は海外レーベルから直接かっていたんだけど金額的な問題もあるしそもそも為替レートも高くなってしまったんで今では地元のディストロから買うようにしているよ。Utarid DistroやCactus Distro, Pissart, Revulsionなど良いディストロがたくさんあるからね。ジンもバンドの情報やリリースについて重要な役割を持っている。Heartattack(R.I.P)やGive Me Back(R.I.P?),Maximun Rocknroll,Shock&Awe.... そうやって地元のディストロやジンをサポートするのも大事なことだよね。
Q:もし機材のことを知っているなら今回のレコーディングに使用している機材についても教えて頂けませんか?レコーディングの方法はマルチトラックで行われたのでしょうか?
Redzwa:ギターに関していえば、GibsonのSG、ベースはフェンダーだよ。ペダル類はMaxon OD820,A/B solitter switch,オレンジとマーシャルのアンプなどを使用した。録音に関してはまずボーカル以外をライブレコーディングしてボーカルだけをオーバーダビングしていく形だよ。
Q:このスプリットのタイトルはどういう意味なのでしょう?
Redzwa:植民地主義と現実逃避、愛と憎しみの関係だね。
Q:より日本のリスナーには受け入れることを望みます。 最後にメッセージをお願いいたします。
Redzwa: いつもサポートありがとう!CDは是非買って欲しいけど、是非日本にも行きたい。誰か招待してくれ!
どうもありがとう。
>>> インタビュー一覧ページに戻る