「俺たちにとって大切なのは、できる限り多くの町へ行ってみることだ。それは、その町が大きいから行く、小さいから行かない、ということではないんだよね。」 / Interview with JP(from RORCAL)
3LAでもアルバム『CREON』をリリースした(商品URLはこちら)スイスのブラッケンドRORCALがまさかの来日。自力で各地ライブハウスへDIYブッキングをかましてツアーを実現してしまった。今回はかつて別プロジェクトで日本への来日経験もあるギターのJP氏にショートインタビューを行っています。
Q. まず最初に今回の日本ツアーはあなたが自分で発案したものだと思うのですが、何がそうさせましたか?
A. 俺たちRORCALはアルバム『CREON』を多くの国でリリースしており、日本もその中の一つだった。それだけが俺たちにとってこのツアーを計画した理由だよ。
Q. ツアーは長期間だし、スケジュールを埋めていくのは難しくなかったですか?
A. 日本のライブハウスの条件とかはヨーロッパとは全然違うからショウをブッキングしていくのは簡単ではなかったね。でも多くの友人たちが協力してくれたおかげで10日間ものツアーにすることができたよ。
Q. アルバム『CREON』をリリースしての反応はどうでしたか?僕は他の国ではどうだったかわからないのですが。
A. ヨーロッパでもアメリカでも『CREON』の反応はとても良いものだった...でも日本ではどうだったのか、そのフィードバックが得られていないんだ。このツアーで僕らはそれを得られることを望んでいるよ。
Q. 日本にくるバンドのほとんどは大都市だけで演奏して帰っていくのが普通です。例えば東京、大阪、名古屋だけとか。でもこのツアーはもっと色々な場所へと行くでしょう。各地のライブハウス、都市によって、反応は全然違うものになると思いますよ。
A. 俺たちにとって大切なのは、できる限り多くの町へ行ってみることだ。それは、その町が大きいから行く、小さいから行かない、ということではないんだよね。ヨーロッパのツアーでも大都市から小さな村でも行って、そこでそれぞれ違った体験をしてきた。それは日本でも同じだと思っていて、様々な場所へいって、そこにいる皆に会いにいくのを本当に楽しみにしているんだよ。
Q. ツアーをサポートしてくれる日本のバンドは誰ですか?彼らのサウンドは聴きましたか?
A. 毎晩違うバンドとやるから、すべてのバンドはまだ知らない。でもNoLAとSeeKはメンバーにも会ったことがあるし知っているんだ。NoLAとはツアー初日に二万電圧で一緒にやって、大阪のHOKAGEではSeeKともやるんだ。
Q. 日本では音楽以外でも楽しみにしていることってあります?
A. 初めての人々やバンドに会えるのが一番楽しみだよ。日本はとても美しい国だしね...もちろん食べ物も楽しみだ!
Q. 各地の演奏はロングセットとかやるんですか?
A. おそらくアルバム『CREON』をメインに演奏するけど、次のアルバムに収録される新曲も披露する予定だよ。セットは40分から50分くらいじゃないかなぁ。
Q. 最近は本当にたくさんのバンドが海外から来日するんです。RORCALのライブの一番の見所ってなんでしょう。今までにない体験をみんなしたがっていると思っています!
A. 俺たちの一番の見所...それは言葉で説明することはできないと思う。現場に来て、自分で体験しないと!
Q: 最後に日本のリスナーにメッセージをください。ツアー楽しみにしています!
A. メッセージは日本にいるすべての生命に対してだ。どうか俺たちのショウを体験してくれ!毎回のショウを必ず地獄に落としてみせるよ。俺たちはみんなナイスなピーポーだし、たくさん話したり飲んだりしたいと思ってる。日本に行くの、まじで楽しみにしてるんだ。
RORCAL JAPAN TOUR 2018
07/11 - 東高円寺 二万電圧
07/12 - 新宿 WILDSIDE
07/13 - 神奈川El puente
07/14 - 福井Chop
07/15 - 大阪Hokage
07/16 - 神戸Helluva Lounge
07/17 - 大阪戦国大統領S
07/18 - 名古屋TBA
07/19 - 新松戸Firebird
07/20 - 池袋Chop
CREON / RORCAL (CD+BOOKLET)
デビュー10年目を迎え更なる高みへと挑戦を続けるRorcal、世界中のメタル誌が大絶賛した前作『Világvége』から3年、遂に放たれる最新作4thアルバムが数量限定のJapanese Edition CDとして3LAからリリース! 商品ページはこちらです。