関連タグ: 2010年代 カナダ 激情 Skramz

2010年代激情の話題盤がLPで再発!! この音源、2017年にカセットでリリースされたのみだったんですが凄く内容が良くてSold Out後もSkramzコミュニティで話題になっていた作品。2019年にLPでリイシューされたのは歓喜という他ない。しかもLPはオリジナルのイメージを具現化したようなブラック&ホワイトのミックスカラー。レーベル側にもこだわりがあってかなり良い感じだ。本当に信じられるのはこういうリリースだ。流通はDeathwish、というタッグの組み方もすごいし、期待値の高まりを感じる。音はUS激情、エモバイオレンスやカオティックな要素も感じさせるんだけど、総じてSkramz!! バンドメンバーは女子Voに演奏陣はメガネx2、ヒゲx2のナード感はルッキズム云々で批判に晒されそうだが、しかし完全に信じるしかない面構えで、良質アーティストの多いカナダのHalifaxのバンド。
カナダ大西洋岸地方最大の文化・経済の中心都市といわれている(wikipedia参照)んだけど、彼らの音はUS激情、たとえばOrchidやPortrait Of Pastのような流れも、ヨーロッパのLa QuieteやRaeinといったクラシックな様式美を感じるような要素もある。90年代、00年代の歴史を参照しつつ、2010年代の激情のスタイルを提示するような作品になっている。

Tracklist:
A1 Convoy 1:27
A2 Dissolution 1:16
A3 Snow In June 1:08
A4 Lambsong 1:26
A5 Crematoria 1:56
B1 Remorse 0:55
B2 Grasp Unyielding 1:36
B3 A Third And Final Solstice 1:34
B4 Intravenous 1:42
B5 Kernel Panic 2:03