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カナダで活動しているフランスの激情、Au bout de mes lèvresの15本限定手作りカセットテープ2019年作品。Larry Recordsのオーナーは本当にビジネスをコントロールできる範囲内に絞って活動を展開していっているなと思う。このAu bout de mes lèvresは数々のアーティストを輩出してきたケベックのバンドで、2000年代の欧州激情黎明期のような荒々しさと精神的な虚無感、無力感から創造される音楽性を持っている。芸術、暴力、社会、生と死。激情的な幕開けとは裏腹に、作品の後半はまるっきりアンビエント、ポエトリーで紡いでいく精神世界。まだまだ発見されていないバンドだけどかっこいいです。ジャケットの通り、紐解かれていない世界があります。

tracklist:
1. Entre la violence des corps I, II, III 07:32