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欧州激情と日本フォークが融合する2018年アルバム、Dog knightsよりLPリイシュー。
Daitro, Mihai Edrisch, Sed Non Satiataなど数々の激情名盤を手がけたスペインのレコーディングスタジオ、Ultramarinos Costa Bravaにて製作されたその音は正に欧州激情系の繊細さとダイナミクスがある。それでいてlangのバンドがもともと持っていた要素、つまりフォークだったり現代詩的なアプローチだったりという昭和からの日本カルチャーとうまく融合し新しい時代の雰囲気を感じさせる作品となっていて、このタイミングでリリースされるのも絶妙。国内激情バンドの中でも彼らほど歌詞を「詩」として表現していくバンドはいないんじゃないか。
今回Dog Knightsとの繋がりによりLPリリースに至り、果たせなかったヨーロッパツアーの変わりにアナログがその役目を果たすことになるだろう。音自体は激情世界基準、そこに日本語の響きをミックスさせたサウンドが彼らにどう響くのか。とても楽しみです。そして自分的にもレコードでどんな響き方になるのかも、はやく確かめたいね。

tracklist
1. IHATOV
2. 煩悩
3. 月光賛歌
4. 凪のとき
5. 6月の独楽
6. どの道
7. 一日の終わり
8. -