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サラバ未来世紀 / PSP Social (CD+ZINE)

  • 1,500 15 Pt )


2020年リリース、東京のPSP Socialの2ndアルバム、ZINE付きで入荷しました。たぶん若いバンドです。
表紙に「うんこ」というワードも印刷されている手元に届いたZINEが完全に手書きをコピーしただけのものでふざけてんのかと思ったんだけどそもそもZINEなんてものはソフトウェアで整然とした形で作らなきゃいけないなんて決まりはなく、作りたいという感情が何よりも先走るからこそのZINEだ。その内容は本作を補完的に説明するセルフライナーノーツ的なものに成っていて歌詞とアルバムの引用元となるバンド、アルバム、映画やアニメなどを挙げている。それらは雑に走り書きされたテキストを笑い転げながら読んでいたのだが、決してネタ的な消費ではなく、作品の根底にあるガンダム的世界観をベースにしながらもSNSとスマートフォンがエンパワーメントしていく現代社会の病理に対して歌われているメッセージがあるということを....本当に悔しいけれど認めなくてはならない。こんなふざけた内容なのに。
そして肝心のサウンドのほうは、ZINEの中でも説明されているワードにRadioheadの『OK Computer』があるのだが、確かに90年代後期〜00年代序盤にあったようなインターネット時代の幕開けだったあの時代の空気感があり、ノイジーで浮遊的なサウンドと当時のJ-ROCKを彷彿とさせる(あえて名前は出さない)歌謡メロディがオタク感と合体した、それはまぁ現代的オタクのロキノンサウンドと説明してしまうことは出来るかもしれない。引きこもりの皮を被ったオシャレ音楽と化してしまったネット音楽とは違った種類のポストロックでもパンクでもないオタク音楽。はっきり言って何もかもが荒いんだけど、アルバムを通していくうちにそれが逆に良かったのかと思えてくる。9曲目「サラバ未来世紀」でクライマックスを迎えるサウンドには確かにカタルシスがあり、それを過ぎた後のラストトラック「発動」には謎の感動がある。いったい何なんだ。
そう思っていたんだけど、ふざけながらも表現している内容も音もたしかにこれでなくてはいけなかったんだろうなという説得力があるからなのかもしれない。IQ低めな真実がここにはある。

tracklist:
1. 光る宇宙 01:18
2. 撃滅サンダーボルト 02:22
3. ハグルマ 04:52
4. 回転!!! 05:44
5. 鉄男 04:23
6. 斜陽 04:24
7. strangers syndrome 05:08
8. Music never die, but you will... 07:06
9. サラバ未来世紀 07:43
10. 発動 04:25
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