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東京のayutthaya、peelingwardsという2バンドによるスプリット7inch、peelingwardsのメンバーでもありcinema staffでもある辻さんのレコ屋/のみ屋兼レーベルのLIKE A FOOL RECORDSよりリリースされました。
ayutthayaというバンドは"あいみょんミーツダイナソーJr."というワードが公式に掲載されてたり、"チャットモンチー"が引き合いに出されたり、というところで「マジかよ!?」って思ってしまうくらいに中々難しそうなところはあるんだけど、ちゃんと聴いてみるとそうでもない気がしてくる。音はオルタナ、歌はジャパン感。要するにUSオルタナをベースにした日本語の歌モノロックを形容する言葉がこのシーンには無いからよくわからん説明になってしまうのだと思う。難しいけど実はあまり誰もやってないところを攻めているのかもしれない。で、peelingwardsを聴いても思ったのだけれど、こちらはよりポストハードコア的なサウンドだけれどやはりアウトプットに日本語の歌モノロックを乗せていくというところで共通点がある。ちなみにpeelingwardsのベースはsans visageで、ドラムとベースでバチンバチンと決めてくる演奏の感じはかなり激情感もあり。この7インチを聞いていると尾崎豊のForget me notの歌詞を思い出してしまうんだけど、時々​僕は無理に君を僕の形にはめてしまいそうになる、ってまさにそれだなぁ。俺はいま、それをしている。その暴力を自覚しなきゃいけない。

tracklist:
A1:stay / ayutthaya
B1:ALL GREEN / peelingwards