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USインディロックのことは何も分からないがSPIRIT OF THE BEEHIVEは素晴らしいバンドなので、この2021年作品のレコードが入荷できるチャンスがあり、是非自分の在庫に加えたいと思い入荷することにした。このバンドは、パンク的要素もあるといえばあるのだが、根本的には全然違う。ただし、現行のSkramz勢に共鳴するようなわけのわからなさを有していて、実験的でありポップ性があり、チルいようで攻撃的であり、そして散文的であるようでそれらは全体で特別な輝きを放ったアルバムとなっている。SPOILMANのようなわけわからないジャンクロックが一部のリスナーで求められているように、彼らのようなロックもまた受け入れられても良いと思う。エンターテイメント、死。エンターテイメントが死なのか、死がエンターテイメントなのか。あるいはその並列なのか。だが、その2つの距離を限りなく近いものとして表現される様々な感情がこのアルバムにはあり、ある意味現代世界を映し出したリアルなものになっている。だって俺たちはもう死ぬしかないんだから。

tracklust:
1. ENTERTAINMENT 02:44
2. THERE’S NOTHING YOU CAN’T DO 02:59
3. WRONG CIRCLE 02:51
4. BAD SON 02:51
5. GIVE UP YOUR LIFE 02:54
6. RAPID & COMPLETE RECOVERY 04:01
7. THE SERVER IS IMMERSED 02:49
8. IT MIGHT TAKE SOME TIME 02:38
9. WAKE UP (IN ROTATION) 02:56
10. I SUCK THE DEVIL’S COCK 06:40
11. DEATH 03:18