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1st発表時にも圧倒的なリアクションをもって全国のドゥーム/ストーナーヘッズから反応があった謎のバンド、老人の仕事がついに2ndとなる音源をリリースしました。本作も素晴らしいです。
1曲目「眼下に雲」からおっさんのうめき声から幕を開け、ズルズルのストーナーパートから後半はノリノリになっていく謎のキャッチーさも発揮、1曲中でも曲の表情が変化していく様、そしてその演奏やサウンドもかなりかっこいいので、最初の曲だけでももうこのEPはQOLに多大な貢献することは確実。1st以上に満足度を既に味わってしまうでしょう。前作からの変化としては続く「月世界」も素晴らしいダブ感、この手のサウンドは気持ち良すぎてついつい宇宙まで到達してしまうものが多いですが、あくまで"月"というこの距離感も良いです。サウンドも新境地で、このバンドは結構他アーティストとのコラボレーションも拡張性があって可能性を感じる。ラスト曲「螺旋の旋に問う」はメタルパーカッションも迎えた展開が熱くてそれを確信しますね。言葉をなくしてしまったインスト音楽でありながら、言葉以上に音が語るというのが非常に音楽。暗黒x呪術感満載のトータルな雰囲気もこれまでにないもの。本作も既に多くのリスナーからオーダーを頂いていますが、バンドが更なる飛躍をするのは確実と思われます。

Tracklist:
1.眼下に雲
2.月世界
3.螺旋の旋に問う

(バンドより)
2017年12月以来4年11ヶ月ぶりの音源です。
望月さん(GROUNDCOVER.)にdub
サノさん(BIRUSHANAH)にメタルパーカス
各一曲づつ手伝っていただきました。　
マスタリングは中村宗一郎氏にお願いしました。
本当に良い物が出来ました。
続きの世界を表現しました。
1stと合わせて聴くとより楽しめます。
(より高く翔べます)