関連タグ: 2020年代 2023 日本 横浜

2023年、further platonicからリリースされる横浜switchbladeのアルバムを入荷しています。
コードにメロディをかませていく歌謡系の文脈ではJ-ROCK、だけどリフ主体の楽曲もありそちらには確実にUSオルタナの血を感じる。結果として交じり合ったその音は現行の邦ロックが帯びている熱や勢い、つまりはエモもオルタナもグランジも貪欲に(そして特には暴力的に)飲み込んでいく様。熱のこもった演奏がうまく録音され、音源として表現されていてリバーブ感もかなり気持ち良い。

//// 以下リリースインフォより
横浜発インディー・ロックバンドswitchbladeの2nd Full Album
三人のアンサンブルは更に研ぎ澄まされ、その独自性が熟していく。 リズム隊が放つ独創的で湧き上がる交わりは、ストイックな様が投影される。そこに付加される浮遊感と叙情的に掻き鳴らすギターが、オルタナティヴ・ロックの真骨頂。生活と共に鳴らすこの世代のバンド にとっては「一年」というあまりにも早いペースで放たれる2nd Album、それはこのバンドが今を生きている証拠だ。前作に比べ、内省的な歌詞は、パンキッシュでダークな表現となる。日本語ロックの温故知新で在りながら、ザ・キュアーといったバンドの匂いも感じさせる。

tracklist:
1. 誰かの声 04:38
2. 浴槽に沈む 04:15
3. 火のないところの煙 04:02
4. 気配 02:35
5. DRACULA 04:46
6. Mayflower 06:06
7. 果実 04:51
8. Daydream Lover 03:14
9. ストレンジャー 02:28
10. 残留結露 05:33
11. Obscure Heart 05:16