関連タグ: 2020年代 2024 初音ミク

※レコードカラーは複数あるようですが、何が入っているか不明なためランダムとなります。DLコードは付属しません。

我々は歴史の大いなる特異点に立ち会っている。初音ミクskramzは遂に"mikramz"の名を手に入れ歴史改変が進行している。
話は全然関係ないようにみえて自分の中では関係あるつもりなんですが邦ロック/ラウドロックの歴史の中でFear, and Loathing in Las Vegasというバンドの存在が、いうなればSOUL'd OUTと同じくらいのレベルでその前後の歴史が断絶されているかのようにみえて、実はそれくらいオリジナルなものを、つまり欧米音楽的価値観ではないところで打ち立てているはずで、skramzという音楽性でそれを成し遂げているのはthat same streetである。そして、その文脈を支えているのは日本独自で醸成されたニコニコ動画カルチャーであるという盤石ぶり。
本作はレコード盤としてDaydream Recordsよりリリースされ、過去リリース作が収録された編集盤。電子の音で作られたサウンドをアナログでわざわざ聴くのはなんか変な感じだが、意味不明で切り捨てるのか、無視できない新たな動きとして捉えることができるのかはあなた次第。このハードルがあるっていうことが、これは大衆音楽ではないという証。

tracklist:
The Truth About Hatsume Miku (2021)
A1 ボーカロイドの涙
A2 好きです
A3 Wholesomelove
Electric Angel
A4 絶体絶命☆ギャラクティカ
A5 セラ
A6 《記憶の氾濫/Memory Deluge》
A7 With
B1 Blue Last Night
B2 メタモン
Endgame
B3 End of Destroy
B4 Angelfire Ignition
B5 Endgame
B6 Untitled 01