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Adornoの後期(2010年〜2012年頃)の音源を集めたディスコグラフィ!
相変わらずの浮遊感出しまくりのエモサウンドが堪らない。全体的な印象としては小難しい部分がとれてストレートになった印象がある。多くの作品を経て身につけたメロディセンスは作品毎に磨かれていたのがわかるし、良く聴けば作品(または時期なのかもしれないが)ごとに様々な実験をし表現方法の試行錯誤を行っているのも伝わってくる。
ポルトガルのエモ自体それほどまだ掘り下げてはいないがここまで表現に貪欲なバンドが生まれた背景をもっと知りたい。まだまだすごいバンドが眠っているんじゃなかろうか。
音源としてはEric Ayotteとのスプリット、Sugartown Cabaretとのスプリット、Said And Unsaidの7インチ、The Black Heart Rebellionとのスプリットが収録されている。一曲目は新録かもしれない。
レコーディングエンジニアのMakoto Yagyu氏はポルトガルでBlackSheep Studiosを運営している人物らしく様々な作品に関わっている。私、気になります・・・。
もともとLP+CDだったものだがこのCD仕様については謎としかいいようがない。しかし盤も歌詞カードももちろん正規のものである。LP+CD仕様をお探しの方は他ディストロに入荷してるとおもうのでそちらでお願いいたします。

tracklist:
1: X 2:53
2: Up, North 4:06
3: Stories Over Miles 4:15
4: Missing A Warm Light 2:35
5: Connections 3:14
6: The Whale 5:17
7: The Bear 3:56
8: One Thirty Six 3:26
9: Uncharted Maps 2:03
10: Untitled 3:41
11: Said & Unsaid 2:42